前日1番で9をたたいた松山英樹(27)=レクサス=はスコアを4つ伸ばして通算5アンダーにし、8位に浮上、首位を守った今平周吾(27)を5打差で最終日を迎える。
松山は「今日はもう少し伸ばしたかった。微妙な結果。明日は爆発しないと勝てない」というが、猛チャージはお家芸だけに、逆転優勝の可能性は十分にある。
今年の全米OP王者ゲーリー・ウッドランド、売り出し中のマックス・ホーマ(いずれも米国)と、くしくも米ツアーで闘う3人組でプレー。5番で第1打を左林に曲げたが、バランスを崩しながらリカバリーし、パーで通過。悪くなりそうだった流れを止め、6バーディー、2ボギーにまとめた。
ショットの調子は「悪かったのが、ちょっと戻った」という。米ツアーで優勝できそうでできなかった試合が2戦続き、前日は1番で9をたたいた。そのたまった鬱憤(うっぷん)を晴らしそうな雰囲気が漂ってきた。