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【芸能・社会】

ATSUSHI悲願「EXILE in 沖縄」 松本利夫らとロールダンスも

2019年11月24日 紙面から

オリジナルメンバーとのパフォーマンスを終え、手を取り合ってファンにあいさつするEXILE

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 ダンス&ボーカルグループ「EXILE」のATSUSHI(39)が23日、那覇市の沖縄セルラースタジアム那覇でスペシャルコンサートを開催した。同所でソロアーティストによるライブ開催は初めて。松本利夫(44)、MAKIDAI(44)、USA(42)ら初期メンバー3人とAKIRA(38)とTAKAHIRO(34)も駆けつけ、6人で12曲のEXILE楽曲を披露。悲願だった結成以来初の“EXILE沖縄公演”が実現した。

 この日の那覇市の最高気温は28.1度。11月下旬以降1月までに28度を超えたのは、2000年以降3回目という。夏の雰囲気が漂う屋外のスタジアムで、ファン1万5000人に向けてATSUSHIが熱いパフォーマンスを宣言した。

 「きょうは長年の夢だった沖縄セルラースタジアム那覇でのライブが実現しました。僕にとって一生の思い出になると思います。皆さんにとっても、一生の思い出になることを祈って、心を込めて1日歌っていきたい」

 14年に宜野湾市の沖縄コンベンションセンターでソロツアーの沖縄公演を開催した際、地元ファンの歓迎ぶりと「ありがとう」の言葉が忘れられず、また戻ってくると心に決めていた。今回のライブ実現にあたり、グループ結成当時から苦楽をともにした仲間たちにラブコールを送ったのだった。

 松本、MAKIDAI、USAは15年12月にパフォーマーを卒業している。「せっかく3人も来てくれたし、2021年でEXILEは20周年。どうしても沖縄の皆さんにEXILEを見てほしかった」

 一方、3人もATSUSHIの思いに応えて約2カ月前からジムで体をいじめた。「4、5曲かなと思っていたらガッツリだった。やるしかないなと。逆にそういう目標がないとトレーニングがつらいのでありがたいですね」と松本は語った。

 ソロ曲や自身が率いるバンド「RED DIAMOND DOGS」のパフォーマンスに続き、まずは3人と一緒にデビュー曲「Your eyes only~曖昧なぼくの輪郭~」を披露。TAKAHIROとAKIRAも加わった後「Someday」「Lovers Again」「Ti Amo」など代表曲で畳み掛けた。

 6人で披露した最後の曲は「Choo Choo TRAIN」。このメンバーでおなじみの“ロールダンス”を披露するのは、松本らが引退した15年末以来約4年ぶり。カノン砲から銀テープが舞い、客席のボルテージは最高潮に達した。

 ATSUSHIは「今後も沖縄は特別扱い。すごく思い入れがあるので、僕の中では“6大都市”として1つのツアーに入れることができたらと思います」と沖縄愛をアピールした。

◆13年ぶりコラボ実現 倖田來未が登場!

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 ライブ中盤では、歌手の倖田來未(37)がシークレットゲストで登場。13年ぶりのコラボレーションが実現した=写真。「EXILE ATSUSHI&倖田來未」名義の「WON’T BE LONG 2019」と、できたてホヤホヤの「OSAKA TOKYO」を初披露した。

 客席のボルテージを肌で感じた倖田は「やべー、最高やん!!」とうれしそうにシャウト。たまたま仕事で一緒になったことが、再度のコラボにつながったといい「あれから13年たったんだなって。もう7つやで、(自分の)子ども」としみじみ語った。

 

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