女子児童のほかに、6月から行方不明となっていた茨城県の15歳の女子中学生も、伊藤容疑者の自宅から保護されました。女子児童は「怖くなって逃げ出した」と話しているということです。
「大阪の女子児童は、伊藤容疑者と15歳の少女と、伊藤容疑者の自宅でしばらく生活していました」(記者)
伊藤容疑者の自宅には、大阪の女子児童とは別の15歳の少女もいて、女子児童ともしばらく生活していたということです。この15歳の少女は、今年6月から行方不明になっていた茨城県の中学生でした。
大阪の女子児童は「きのうの午前10時ごろ、男と15歳の少女が寝ている隙に怖くなって逃げ出した」と話しているということです。その後、女子児童は交番に駆け込みましたが、その直前の姿が目撃されていました。
「傘も差さず、黒の上着とジーンズみたいのとグレーの靴下で歩いている子がいた」(女子児童を見た人)
女子児童は所持品を持っていなかったということです。伊藤容疑者について、中学時代の同級生はこう話します。
「自分から話しかけに行って、友達を作ってという社交的なタイプではないんじゃないか。確か模範的な真面目な生徒だった」(伊藤容疑者の中学の同級生)
警察は24日、伊藤容疑者の身柄を大阪府警に移し、本格的な取り調べを行う方針です。