人体の摂理に反し想定のない化学物質暴露の影響は、
徐々に自らアレルゲン物質を産み出す体質に変化させる。
ホルムアルデヒドの影響は短時間では現れない。
一時的な影響ではなく長期間の暴露によって、
まるで特定の神経細胞(ニューロン)を育てるかの如く、
匂い刺激のみに反応する抑制ニューロンを過剰に発現させる。
嗅球の興奮性ニューロンの発達により、
微量な匂い刺激であっても過度に伝わる為、
刺激が強い程に抑制ニューロンは、より活性化する。
匂い刺激量に応じ急激に脳で発現するパルブアルブミンには目的が無い。
用途が無いものは処理が出来ず、扁桃体皮質核から視床下部付近前頭前皮質に溢れ出し、
分解、吸収されなければ異物として扱われ、
免疫寛容を破綻させ、あるいは、
アレルギー体質で既に免疫寛容が破綻した者は、
免疫疾患を引き起こす。
自身から発現するタンパク質をアレルゲンとしたセルフアレルギー反応。
これが化学物質過敏症の正体だと思います。