安全保障関連法に反対してる方々と日本共産党に関する新聞記事を2つ紹介しよう。
安全保障関連法を廃止にするぞー!と未だ血気盛んな方々であるが、安全保障関連法を廃止に追い込んであなた達はどのような安全保障の代案を出してくれるんですか?
…代案ないんですか?
それってつまり、「自衛隊による在外邦人の保護」もやめろ。「放っておいたら日本もやばくなる国際的な事態に対し後方支援で参加すること」もやめろ。「同盟国が攻撃されてて、それ放置してたら日本もヤバい事態に最低限の武力を行使すること」もやめろ。んなこた絶対ダメだ。
…ってことで集まってるんですか? マジですか?
だってそういうことになりますよね。 違いますかね。
…ではまず2016年1月17日の日本海新聞。
安保法廃止求め活発に意見交換 倉吉、12団体参加
「戦争法廃止を求めるための意見交換会」が16日、鳥取県の倉吉交流プラザで開かれた。昨年9月に成立した安保法を廃止する活動を継続している団体や政党が一堂に会し、廃止実現に向けて、夏に行われる参院選への取り組みなどについて参加者が活発に意見を交わした。
県中部9条の会が安保法の反対運動を行っている団体らに呼び掛けて開催。共産や新社会、社民、民主など5政党、境港九条の会や県高校教職員組合など12団体が参加。個人を含めて65人が集まった。
県中部9条の会の野見徹也さんは「強行採決された戦争法を廃止する決意は以前に増して強くなった。廃止に向けて今必要なことは、団体や個々の枠を超え、この山陰に大きなうねりをつくること。共同行動を発展させたい」と呼び掛けた。
参加者からは「安保法に反対する国会議員を一人でも多く送り出すこと」「安保法反対の1点に絞っての意思統一が必要」などの意見が出されていた。
http://www.nnn.co.jp/news/160117/20160117003.html
参院選への取り組みなどについて意見を交わし合う会に参加しちゃう県高校教職員組合…。
教職員の政治的中立性の原則なんて知ったこっちゃないのだろう。
地方公務員法第36条とか人事院規則14-7と照らしてアウトかセーフかなんて細かいことは僕には分からないが、上のような意見交換会に参加することが政治的に中立とはとても見えないな。
県中部9条の会の野見徹也氏は、「『領土問題』の悪循環を止めよう~日本の市民アピール」という、中韓寄りの意見書の賛同者に名を連ねている。
(「領土問題」の悪循環を止めよう!のホームページttp://peace3appeal.jimdo.com/の賛同者一覧で公表されている)
ちなみにこの市民アピールとやら、日本は、自らの歴史問題(近代における近隣諸国への侵略)について認識し、反省し、それを誠実に表明することが何より重要である…とか、「領土」周辺の資源については、共同開発、共同利用以外にはありえない など、僕にはとてもじゃないが賛同できない内容だ。
次は日本共産党の新春のつどい、2016年1月18日の日本海新聞。
参院選勝利へ気勢 北栄で共産党新春のつどい
日本共産党鳥取県後援会と党県委員会は17日、鳥取県北栄町の町大栄農村環境改善センターで「新春のつどい」を開催した。立憲主義を守り安保法の廃止を目指し、今夏の参院選勝利に向けて気勢を上げた。
つどいには、県内各地から党員らが参集。連帯あいさつとして長谷川稔県議が「憲法をないがしろにした安保法。多様な声が反映される制度が必要」などと訴え、各支部の活動報告には会場から拍手が相次いだ。
参院選鳥取・島根選挙区で立候補を予定する遠藤秀和氏(37)、比例代表で立候補予定の元衆院議員の春名直章氏(56)の2氏も登壇。「今の政治を変えてほしいとの願いに、しっかり応えなければとの思いを強くしている」「安倍政権を倒そうという熱い思いで全力を尽くす」と、それぞれアピールした。
http://www.nnn.co.jp/news/160118/20160118010.html
現政権を倒すって、クーデターでも起こすみたいな表現だな。
日本共産党さん。 そんな話より、阪神教育事件の話しようぜ!