2月22日は竹島の日だった。
島根県の竹島を、一応民主主義国家である韓国に不法占拠され続けているという事実はとても重い。
ちなみに、占拠された当時、憲法9条はあったわけだが…。
武力を放棄して9条を掲げていれば外国は攻めてこない という考えが間違った考えであることは竹島不法占拠が証明している。
竹島の日に関して鳥取県の話をすると、竹島の日が制定された折、当時の県知事の片山知事が「竹島は日本の領土」と発言し、県議会も竹島問題の解決を求める意見書を採択した。
これを受け、韓国江原道知事のキム・ジンソン氏が鳥取県との交流を停止。
2007年に鳥取県知事が平井伸治氏に変わり、同年12月に「国家間の問題には触れない」ことを条件に江原道との交流再開の決定を得る。
竹島が不法占拠されていることより、不法占拠している国との交流を大切にするとは非常に情けない話だ。 反日・売国と罵られても致し方ないだろう。
そういう経緯があるため、県知事や市長が竹島の日の式典に出ることはなく、議会で竹島問題に触れられても「国家間で解決すべき問題」と述べるだけ。
今年も鳥取県から式典に出席したお偉いさんはほとんどいないんじゃないかな。
とりあえず県知事と県幹部の日程を県ホームページで確認したがその中の誰も参加していない。
県議会議員の松田正議員が式典に参加してくれてたら、ブログもやっておられるし鳥取県側の出席者がどれくらい居たか触れてくれるはず…。 期待している。
松田正議員 頑張って下さい応援してます。
竹島問題の解決に熱心に取り組むような鳥取県に成ってくれることを願う。
22日の何日前か、竹島の日をPRするCMをテレビで一度だけ観た。どの局かはチェックし損ねた。
テレビでそういうCMを打つことは、無関心な層への問題周知としての効果が高そうで良いことだと思ったが、「李承晩ライン」という言葉くらい出せよとは思った。ぬるいよ。
色々書いたところで、竹島の日の式典に関する日本海新聞の記事を紹介しておこう。
2016年2月23日の日本海新聞の記事。
解決へ「粘り強く対応」 竹島の日、松江で式典
竹島(島根県隠岐の島町、韓国名・独島(トクト))の領土権確立を目指して島根県が条例で定めた「竹島の日」の第11回記念式典が22日、松江市内中原町の県立武道館で開かれた。政府代表で出席した酒井庸行内閣府政務官は「韓国に日本の主張を伝え、粘り強く対応したい」と決意を述べた。同式典への政務官の出席は4年連続。
式典は、県や県議会などが主催し、460人が参加。県選出をはじめ、領土議連会長の新藤義孝衆院議員など与野党の国会議員12人も出席した。
同県の溝口善兵衛知事は「昨年11月に約3年半ぶりに日韓首脳会談が開催されるなど、日韓関係に若干、変化が出てきた」とした上で「政府に対して、外交交渉の場で竹島問題が話し合われるよう、引き続き強く要望する」と述べた。
酒井政務官は「竹島は歴史的にも国際法上もわが国固有の領土。冷静かつ平和的解決に向け、全力で取り組む」「古里の一部であった地元の人たちの思いを受け止めて進めていく」と強調。
竹島領土権確立隠岐期成同盟会副会長の浜田利長隠岐島漁協連合会長は「竹島の領土権確立が一番だが、まずは韓国に漁場を占拠されている暫定水域での安全操業の確保を」と訴えた。
式典後、酒井政務官は自民党が4年前の衆院選で公約に掲げながら政府主催の式典が見送られていることと「竹島の日」の閣議決定について、記者団に「諸般の事情を踏まえて検討していく」と述べた。
日本政府は1905年1月、竹島の編入を閣議決定。これを受け、島根県は同年2月22日、編入を告示。県は告示から100年に当たる2005年、条例で2月22日を「竹島の日」と定め、06年から毎年、松江市で式典を開催している。
http://www.nnn.co.jp/news/160223/20160223009.html
韓国名・独島(トクト)なんて要らんだろうが! 日本海新聞は竹島に括弧付けて韓国名・独島と入れることが多い。
どの新聞社でもやることなの?
まぁ過去記事でも何度も言及している通り、新日本海新聞社が民団などザイニチに配慮した新聞社であることは明白なのだが。
紙面ではご親切にこの記事のすぐ下、竹島の日の式典に内閣府政務官が出席したことに韓国が抗議したという記事が載せられているので、オマケとしてこちらも載せておこう。
2016年2月23日の日本海新聞26面。
日本公使呼び抗議
韓国
【ソウル共同】韓国外務省は22日、島根県が松江市で開いた「竹島の日」式典に日本政府が酒井庸行内閣府政務官を派遣したことに「強く抗議し再発防止を要求する」とする報道官声明を発表した。また在韓日本大使館の鈴木秀生公使を呼んで抗議した。
声明は、日韓両政府が昨年12月28日に旧日本軍の従軍慰安婦問題で合意に達したことを契機に「新たな両国関係を開くために努力しなければならない」時期に、日本が高官を出席させたとして批判した。
ソウルの日本大使館前では、22日午前から複数の団体が日本の領土主張に抗議する集会を開いた。
―記事ここまで
威勢がいいが決して「国際司法裁判所で決着させよう」とは言えない韓国。