通常と逆方向に装着する構造

群馬発、イヤホンの“頭外定位”を再現するイヤーピース「JIJU」

編集部:成藤 正宣
2019年11月22日
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群馬県のLIZER LABは、特許技術により音が前方から聴こえてくるような“頭外定位”をイヤホンリスニングで再現するイヤーピース「JIJU」を、AmazonなどECサイトにて発売した。

イヤホンで頭外定位を再現するイヤーピース「JIJU」

サイズはL/M/Sの3種類で、各サイズ1ペア4,280円(税込)。3サイズを1ペアずつ同梱したフルセットも10,500円(税込)にてラインナップ。いずれも専用ケースが付属する。

専用ケース入りで、1サイズ1ペア/3サイズ1ペアずつがラインナップ

すぼまった側をイヤホンに、膨らんだ側を耳に向けて装着する、一般的なイヤーピースとは異なる構造を採用。また、イヤホン取付部の付近に非常に小さな穴を設け、耳の「耳珠」と呼ばれる部位に音の一部を放出、反射させる。これにより、イヤホンの音に方向感を与えることができるという。

一般的なイヤーピースとは逆に装着する

傘の中心部にステンレスの栓「フェーズプラグ」を配置。音の反射や位相を制御する

さらにイヤーピースの中心部には、ステンレス製の栓「フェーズプラグ」を設置。音の反響/遅延/拡散/防振/位相などを制御する。

これらの設計により、音が目の前から聴こえてくるような“頭外定位”を再現すると共に、コンサートホールやライブ会場で生演奏を聴くかのような奥行きのある空間表現、臨場感が得られるという。また、フェーズプラグの効果により共鳴や共振も抑制し、ノイズ感や聴き疲れを減らすとしている。

音の反射やフェーズプラグによる制御を駆使することで、イヤホンの音に方向性や空間表現を与えるという

サイズごとの最大径は、Lサイズが13mm/Mサイズが12mm/Sサイズが10.5mm。ステム径Φ6.0mm以上のイヤホンに対応する。

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