第50回明治神宮野球大会高校の部決勝が20日、東京・神宮球場であり、中京大中京(愛知)が、高崎健康福祉大高崎(群馬)に4ー3で競り勝ち、初優勝を決めた。
中京大中京は1点を追う3回に3番・中山、4番・印出の連続適時打などで3点を奪い、逆転。先発・松島の後を受け、6回から登板した148キロ右腕、高橋宏が4イニングを無安打で抑えて、逃げ切った。
高橋宏は「神宮優勝が目標だった。全員で戦い抜いた結果」と胸を張った。印出主将は「目標を達成できて、自信になった。春夏の甲子園も連覇して、歴史に残る代にしたい」と言葉に力を込めた。
これで来春センバツの「神宮枠」は東海地区に決定し、出場枠は1枠増えて「3」になる。中京大中京は来春センバツでも、優勝候補に挙がりそうだ。