今季シニアデビューしたロシアの新鋭、16歳のアリョーナ・コストルナヤが、SP世界最高得点の85・04点で首位につけた。「今日の演技はとても満足。日本の観客は選手をとても応援してくれるので、私はその応援に応えるようにジャンプを跳ぶことができた」
演技冒頭に跳んだトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は軽やかで鮮やかなジャンプで、GOE(出来栄え)加点では2・40点がついた。「私はトリプルアクセルを跳ぶことで可能性を得ている。リスクもあるが、高い得点を取れるジャンプ」と、必要不可欠な武器が強さにつながっているという。