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【名古屋オーシャンズ】その決定力、桁外れ…「シュート打てばゴール」ヴァルチーニョ、得点ランク1位快走中2019年11月22日 14時34分
名古屋オーシャンズは16日、宮城県塩釜市の塩釜ガス体育館で行われたFリーグ第26節のヴォスクオーレ仙台戦を6-4で制した。勝ち点を70に伸ばした首位のオーシャンズは残り試合に全敗しても3位以内が確定するため、プレーオフ進出が決まった。2位との勝ち点差は10。最短で12月15日にも3年連続のリーグ戦1位が決まる。 仙台は第25節終了時点で10位。オーシャンズ優勢と思われたが、取っては取り返される内容に「どちらにゲームが転がるか分からない時間帯もあった」とフエンテス監督(52)は振り返った。 チームを救ったのは、この日2ゴールを決めたヴァルチーニョ(27)だ。2017年からオーシャンズに在籍し、今季が3年目。昨季は34得点を挙げて得点王に輝いている。 その桁外れな決定力は、さらに磨きがかかった。仙台戦を終えて37得点と、既に昨季を超えるハイペースでゴールを量産している。もちろん、得点ランキングでも2位に8点差をつけトップを快走。ゴールパターンもミドルシュートからセットプレーなど多彩だ。また、前線で相手選手を背負い、ボールをキープして走り込んできた味方へアシストをすることもできる。 ヴァルチーニョ自身も「ピヴォ(FW)は、よりゴールが求められるポジションです。点を取らなければいけない役割なので、自然と『チームに貢献したい』という気持ちになる。ゴールで貢献できていることには達成感もあります」と充実感を感じている。 そのためか、今は「シュートを打てばゴールが決まる状態が続いている」と自信にも満ち溢れている。仙台戦の2得点も1-1からの勝ち越し点と、5-3の終盤に試合を決める6点目と内容が濃い。 22日(金)には、アウェイで3位・シュライカー大阪と対戦する。強豪チームの本拠地に乗り込んでの試合で、厳しい試合が想定される。それでも、乗っているヴァルチーニョがチームを救うゴールを決めてくれるに違いない。(スポーツライター・舞野隼大)
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