22日
11時05分
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「桜を見る会」名簿の事前チェックなし
「桜を見る会」をめぐる問題で、反社会的勢力などが招待者の名簿に含まれていないかといった事前のチェックが行われていなかったことが明らかになりました。
22日の野党ヒアリングでは、「桜を見る会」の招待者に反社会的勢力などが含まれていないか名簿の段階で警察がチェックしないのか、との質問が出ました。これについて内閣官房の担当者は「個人情報なので警察庁に名簿を渡していない」などと回答し、事前にチェックしていなかったことを明らかにしました。桜を見る会には皇族や各国大使も招待されていることから、野党側はセキュリティーの甘さを批判しています。
一方、萩生田文部科学大臣は、自身が官房副長官を務めていた2016年、17年の「桜を見る会」では、10数人の招待者を推薦したことを明らかにしました。また、推薦に際しては「事務所から相談を受ければ意見を言うことはあった」などと自らも関わっていたことを認めています。