中国ランゴーゴーテクノロジー(Langogo Technology)は2019年11月21日、音声翻訳機「Langogo」を日本で本格的に販売すると発表した。発表当日から販売とレンタルを順次開始する。

日本市場で販売する「Langogo Genesis」
(撮影:山口 健太、以下同じ)
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日本国内のクラウドファンディングで2000万円調達

 ランゴーゴーテクノロジーの張岩代表取締役CEOが発表会に登壇した。2018年1月に深センで創業した同社について、「社名はLanguageとgo-goを組み合わせたもの。言葉の壁を感じることなく行動できる世界を目指している」と紹介した。

ランゴーゴーテクノロジーの張岩代表取締役CEO
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 Langogoの初代モデルは、2018年6月に発売された「Langogo Genesis」。特徴として104の言語に対応し、グーグルなど24種類の翻訳エンジンを使い分けていることを挙げた。日本では国内のクラウドファンディングサイト「Makuake」で2019年1月に2000万円以上を調達し、ECサイトで販売を始めたという。

Langogoの歩み
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