Twitterは米国時間11月21日、ユーザーがようやく電話番号なしで2要素認証(2FA)を有効にできるようになると発表した。モバイルのワンタイムパスワード(OTP)認証アプリやハードウェアのセキュリティキーなど別の方法のみを使えるようになるという。

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これまでユーザーがTwitterアカウントで2FAを使いたい場合は、電話番号を登録してSMSベースの2FA設定を有効にする必要があった。
OTPのモバイル認証アプリやハードウェアのセキュリティキーを使いたいユーザーは、最初にSMSベースの2FAを有効にする必要があり、これを無効にすることはできなかった。
セキュリティキーを使うことにした場合も、SMSベースの2FA設定は有効で、アカウントはSIMスワップと呼ばれる攻撃のリスクにさらされていた。
ユーザーのパスワードを手に入れたハッカーは、SIMスワップによってユーザーの電話番号を一時的に奪い取り、SMSベースの2FAをすり抜けて、そのユーザーのアカウントを乗っ取ることが可能になっていた。
8月には、Twitterの最高経営責任者(CEO)であるJack Dorsey氏のアカウントがハッキングされるという事態も発生している。
Twitterは21日にこの機能について発表したが、1週間ほどテストが実施されていたようだ。ユーザーが週末に見つけていた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。