2019年12月。DJIのチカラで富士フイルムのミラーレスが空を飛ぶ?

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  • author 武者良太
2019年12月。DJIのチカラで富士フイルムのミラーレスが空を飛ぶ?
Image: DJI&富士フイルム

信じられる? 映画風の色味、ボケを生かした空撮ができちゃうんだぜ...。

GFX100、X-Pro3とデジカメ市場にインパクトをもたらし続けている富士フイルム。次なる一手は空を自由に飛びたいな、です。はい!と手を上げたのはドラえもん、じゃなくてDJI。ドローンとX-T3をUSBで接続することにより、録画開始/停止、露出設定、フォーカス設定をドローンのコントローラから可能とするファームウェアを2019年12月にリリースするんですって。

X-T3はボディのみで約539g。高性能なレンズをいれたら合計で1kg前後となるであろうXシステムです。タケコプターの代わりとなるドローンはコンシューマー用のMavicでないことは確実。Phantom4シリーズでもペイロードが足りません。1kgのシステムを制御できるジンバルも含めるともっと重くなるだろうし、Inspireシリーズでも難しいかも?

と思っていたら、海外のドローンメディアDroneDJがInspire 3のウワサを報じてますよ。どうやら2020年には登場するらしいとのこと。そして同時期にMavic 3 Proも登場するらしい...って、えっ。なにそれ初耳。

Mavic Proは2016年10月、Mavic 2 Pro/Zoomは2018年8月に登場したことを踏まえると、そろそろ新型機が空を飛んでもいいころ。スペックのお話はありませんが、空飛ぶ1インチセンサーの極みを目指すのか、それ以上のサイズのセンサーを使ってくるのか...気になりますよね。

なおX-T3の新ファームウェアは、ZHIYUNの手持ちジンバルにも対応するとのこと。ZHIYUNはミラーレス用にチューニングされたジンバルを4万円台から販売していることですし、X-H1の手ブレ補正を超えるスムースな動画撮影ができるシステムとして人気がでちゃうかも。

Source: 富士フイルム , DroneDJ