大会前に今季限りのツアー撤退を表明した諸見里しのぶ(33)=ダイキン工業=と佐伯三貴(35)=大和ハウス工業=が予選落ち。早すぎる‘’引退‘’にギャラリー、ツアー仲間たちが拍手と涙を贈った。
諸見里の最終9番には上田桃子、有村智恵、原江里菜らの姿が。佐伯の最終18番脇には東北福祉大ゴルフ部の阿部靖彦監督が待ち構えて、松山英樹からの花束を手渡した。佐伯は「今日のゴルフが不甲斐なさすぎて絶対に泣けないと思ってたのに…」と涙。諸見里も「みんなの顔を見て、やっぱり1人じゃここまで来られなかった、と思ったら…」と号泣。いずれも完全引退ではなく、来季どこかで推薦出場の可能性もあるというが、ひとまずのピリオドを惜しむ声は多かった。