千葉雄大、底で色男──華ある男子になる法⑫【男前靴 × 下半身豪快】

The Secret Behind the Soles

千葉雄大、底で色男──華ある男子になる法⑫【男前靴 × 下半身豪快】

全身黒のドレスでパーティ会場へ向かう彼女。足元に時折のぞくレッドソール。見るものをセクシャルな気分に誘う、世の女性を虜にしたクリスチャン ルブタンのギミックは、男性においても有効だ。紳士の差し色といえばチーフがその王道だが、この秋、ソールがこれに待ったをかけた。足を組んだときなどに一瞬あらわになる鮮やかなソールは、たしかにこれ以上ない差し色だ。千葉雄大が見せた。 モデル・Yudai Chiba 写真・Utsumi (Model), Shinsuke Kojima (Still life) スタイリング・Akito Kitano 文・Kei Takegawa ヘアメイク・Shinji Okuyama @ barrel ファッション・ディレクターNoriaki Moriguchi @ GQ

Christian Louboutin
ルブタンなら女子ウケも抜群

カラフルなソールといえば、クリスチャン ルブタンがその嚆矢。ラペルでその色を拾ってパーティ仕様に。靴 ¥240,000〈Christian Louboutin/クリスチャン ルブタン ジャパン ☎03-6804-2855〉 ジャケット ¥280,000、シャツ ¥65,000、パンツ ¥93,000、タイ ¥17,000、チーフ ¥14,000〈すべてDior Homme/クリスチャン ディオール ℡0120-02-1947〉

千葉雄大

1989年、宮城県生まれ。2010年「天装戦隊ゴセイジャー」の主演で本格的に役者デビューを果たす。2016年映画『殿、利息でござる!』で第40回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。10月18日からドラマ「プリティが多すぎる」(日本テレビ系)がスタート。

Corthay

全身バーガンディ

エッジの効いたフォルムの美しさもさることながら、見逃せないのがアッパーはもちろん、シューレース、ソールまでバーガンディ一色で仕上げたカラーパレット。奇才の美意識が堪能できる1足だ。¥219,000〈Corthay/コルテ 青山ブティック ☎03-3400-5060〉

Fabi

半カラスをブルーに

チゼルを思わせるトウ、クラフト感あふれるエンボシング加工を施したアッパーにふさわしい、ブルーで染めた半カラス仕上げ。イタリアの靴の産地、マルケならではのアルティジャーノ精神が感じられる一足。¥83,000〈Fabi/伊勢丹新宿店 ☎03-3352-1111〉

Carlos Santos

ビーチを思わせる色使い

ポルトガルの老舗、カルロス・サントス。瀟洒なワンピースのアッパーをブルー、ソールをグリーンに染め上げた。彼らが愛してやまない、かの地の海を思わせるカラーパレットである。¥46,000〈Carlos Santos/トレーディングポスト青山店 ☎03-5474-8725〉

CALMAN THOLOGY

本物だから生きる遊び心

最高峰のドレスシューズがつくりたいと17年のキャリアを積んだシューデザイナー、金子真が立ち上げたカルマンソロジー。足の形を再現する肉感的なシルエット、”極”の付く細かなステッチ・ピッチ、歩行動作にまで踏み込んだ構造。そのストイックなものづくりの唯一の遊び心が水色に染めたソールだ。ローファー ¥94,000、ストレートチップ ¥94,000、サイドゴアブーツ ¥110,000〈すべて CALMANTHOLOGY/カルマンソロジー https://calmanthology.com

カルマンソロジーのデザイナー、金子真に訊く!

デビューするなり名だたるショップがオーダーをつけた今もっとも勢いのある男、金子真。「ものづくりはもちろんですが、アッパーもオール・コレクション、ブラックでいくなどカルマンソロジーはストイックなブランド。水色のソールは本気でつくりこんだから初めて成立する遊び心だと思っています。静寂(calm)と詩集(anthology)を掛け合わせたブランド名も意識しています」

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