来季からのメジャー挑戦を目指す西武・秋山翔吾(31)とDeNA・筒香嘉智(27)の両外野手について、移籍先と契約額、来季成績を21日の米スポーツサイト、ジ・アスレチックが詳しく予想した。
秋山については本命がカブスで、理由は「中堅手」「年俸削減」といったターゲット要素に合致すると説明。他の候補にダイヤモンドバックス、アスレチックス、ホワイトソックス、インディアンス、ジャイアンツを挙げた。また、契約は秋山側が3年総額1500万ドル(約16億3500万円)を目指すと伝えられる中、2年総額1000万ドル(約10億900万円)弱を予想した。
筒香が最もフィットするのはブルワーズとし、打者有利な球場で一塁での出場機会も見込めると指摘。他はナショナルズ、マリナーズ、ブルージェイズを候補球団に挙げた。契約は、ブルワーズが2016年に韓国球界からの逆輸入大砲テムズと結んだ3年総額1600万ドル(約17億4400万円)が目安になると報じた。
成績については、過去の日本選手がメジャー1年目に残した成績と、日本プロ野球で最終年にマークした数字の関連性をデータ化した上で予想。それによれば、来季は秋山が打率3割6厘、出塁率3割7分3厘、長打率4割3分3厘。一方の筒香は打率2割7分1厘、出塁率3割3分9厘、長打率4割4分2厘となった。