阪神の桑原謙太朗投手(34)は21日、兵庫県西宮市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、減額制限いっぱいの25%減(1500万円減)の4500万円(金額は推定)で来季の契約を結んだ。
今年は開幕こそ中継ぎとして7試合に登板(2勝0敗)したが、右肘を痛めて4月20日に出場選手登録を抹消されてからは再昇格を果たせないままシーズンを終えた。
2017年から2年連続60試合登板。17年は67試合4勝2敗39ホールドの防御率1・51で、昨年は62試合5勝3敗32ホールドの防御率2・68。カットボールを武器に頼れるセットアッパーとして活躍してきた。
その「勤続疲労」とも思えるが、桑原は「去年は去年、今年は今年」と否定。まだキャッチボール程度の回復で、ブルペン入りのメドも立っていないようだ。「今は若い子たちに負けないように頑張っている最中です」とリハビリに励む。