日本ハムの大田泰示外野手(29)が22日、札幌市の屋内練習場で自主トレし、中田翔内野手(30)から4番を奪う決意を明かした。
「4番はチームの顔。中田さんのインパクトが強いけど、任せっぱなしじゃね。競争心を持ってレベルアップしないといけない」
今季は主に強打の2番としてプレーしたが、9月26日のオリックス戦で移籍後初めて4番で出場。本塁打を放つなど躍動した。「打線の核になりたい。中心にね」と中田に真っ向勝負を挑む。
今季は打率2割8分9厘、20本塁打、77打点と主要3部門でキャリアハイの成績を残した。それでも「今の数字で満足してはいけない。100打点を記録したい」と鼻息は荒い。球団納会に出席した栗山監督も「野心を持ってやることは大事だよね。自分でとるものだから」と期待を込めた。来季は4番争いを筆頭にチーム内の競争が激化する。