フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第6戦・NHK杯第1日の22日、第3戦・フランス杯優勝のアリョーナ・コストルナヤ(16)、平昌五輪金メダリストのアリーナ・ザギトワ(17)らロシア勢が札幌市の真駒内セキスイハイムアイスアリーナで行われたショートプログラム(SP)に向けた公式練習に参加した。
9時50分からの第2グループで2人は登場。SPの曲にあわせた練習でコストルナヤはトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)や3回転フリップ―3回転トーループなど3本のジャンプをきれいに着氷。リンクサイドでエテリ・トゥトベリゼコーチが厳しくチェックする中、2大会連続優勝への調整を続けていった。
一方、2位だったフランス杯以来の試合となるザギトワはコストルナヤの直後に曲かけ練習を行い、冒頭の3回転ルッツ―3回転トーループの連続ジャンプなど3本のジャンプをほぼノーミスでまとめた。練習後はトゥトベリゼコーチと入念に話し合い、GPファイナル進出がかかる試合への準備を整えた。
女子SPで9番滑走のコストルナヤは22日18時3分、10番滑走のザギトワは同日18時9分に演技を開始する。