9月まで関大スケート部監督を務めた織田信成さん(32)から監督辞任に追い込まれる精神的苦痛を受けたとして1100万円の損害賠償を求められた浜田美栄コーチ(60)が20日、新千歳空港で今回の問題について無言を貫いた。
浜田コーチは、22日開幕のフィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第6戦・NHK杯(札幌)に出場する女子の紀平梨花(17)=関大KFSC=に同行するため、20日午後2時ごろ到着。到着ロビーに姿を現した後に報道陣から質問を浴びたが、一切答えることなく、紀平らと迎えの車に乗り込んだ。
また、大会連覇を目指す紀平も今回の問題について言及しなかった。自身の調子は「いい感じです」とコメント。習得を目指す4回転サルコーは「(練習で)やってきました。(今大会のプログラムに組み込むか)考え中です」と話していた。