フィギュアスケートの昨季グランプリ(GP)ファイナル女王で、22日開幕のGPシリーズ第6戦・NHK杯(札幌)に出場する紀平梨花(17)=関大KFSC=が20日、北海道に到着した。
今大会は2位となった第2戦・スケートカナダ(ケロウナ)以来の試合で、表彰台に立てば2年連続のGPファイナル進出が決まる。現在の調子を新千歳空港で聞かれた紀平は「いい感じです」とキッパリ。「昨年も優勝できたので、今年は昨年の自分を越えられるように頑張りたいです」と笑顔で意気込んだ。
また、今季中の習得を目指す4回転サルコーについては「(練習で)やってきました」とコメント。9月のオータムクラシック(カナダ)に向けた練習の時に左足を痛めた影響でスケートカナダでの投入は回避したが、北の大地でプログラムに組み込むことについては「考え中です」と話していた。