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【政治】桜を見る会 昭恵氏関与で「私人」議論再燃 政府「夫人枠」を否定首相が主催する「桜を見る会」の招待客の推薦に、安倍晋三首相の妻昭恵氏が関わっていたことを受け、二十一日の参院内閣委員会では「私人」の昭恵氏が公的行事に関与することの是非が議論された。 昭恵氏の立場を巡っては学校法人「森友学園」への国有地売却に関し、昭恵氏が新設予定の小学校の名誉校長を務めたことなどが問題化した際も、首相夫人が私人と公人のどちらに当たるかが問われた。当時の議論が再燃する形となった。 立憲民主党の杉尾秀哉氏は、森友問題が国会で議論された二〇一七年三月、政府が昭恵氏の立場を「私人」と位置付ける答弁書を閣議決定した経緯を踏まえ「一私人が税金を使った公的行事に、自分の友人を幅広く招いていいのか」と質問した。 菅義偉官房長官は「総理からの推薦だ。(首相が推薦した)約千人の中に含まれている」と述べ、「夫人枠」の存在は否定した。桜を見る会の一部の招待客は、ブログなどで昭恵氏との関係があることを紹介している。政府は二十日の国会答弁で「安倍事務所で幅広く参加希望者を募る過程で、夫人からの推薦もあった」と明かした。 (妹尾聡太) PR情報
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