風魔的話★

MTBに乗ったり、アウトドアだったりな風魔横浜な話

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これはテラプレーンのフレーム構成です。このストリップモデルは91年ごろの販売促進アイテムですが、実物そのものなので非常に良くわかります。他社のものがアルミを2本パラレルに長く入れるのに対して、DANAでは背骨の位置にセンターに入れています。上部は第7頚椎までなのでこれを基準に考えるわけです。
その為にこのフレームを背負う人の背中の形に非常にやり易くベンディング出来るためにフィット感は格別です。このフレームはウェストパッドの内側に位置するため、腰の部分からも安定します。しかし、このウェストパッドが上下に2インチ程度動かせる為に、動かした場合は根本的にフレームをベンドしなおさなければなりません。
多分、この部分を理解されていない販売店がほとんどだと思います。この事についてはこのショルダーパッドが縫い付けてあり、動かす事が出来なく、トルソーレングスの若干の変更を腰で動かす、このアークフレックスというフレームだけですので、しょうがないかな?とも思います。

アルミフレームはそのような役割がありますが、サイドに長く入っているカーボン配合樹脂フレームはどうでしょう?このフレックスがあるサイドフレームが荷の荷重を支えています。これがショルダーベルト・ウェストベルトと連携する事により自分の体ともフィットします。また、パック中部より出ているスナッガーストラップと呼ばれるベルトは荷の荷重を重心である腰の部分(アルミフレームの重心点)に集中させ更にステイティックにします。このストラップが付いているパックはそう多くはありません。グレゴリーでさえ付いていません。(グレゴリーはまた別のシステムですが)
とは言え、このフレームはほぼ変わらずにインプローブだけされて、他社品が未だ追いついていない状況とは何でしょう?完成されたシステムはそう多くはない事をこれが物語っているような気がします。


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