挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる
ブックマーク登録する場合はログインしてください。
【Web版】怨獄の薔薇姫 政治の都合で殺されましたが最強のアンデッドとして蘇りました 作者:パッセリ / 霧崎 雀

第三部 遷都転進編

しおりの位置情報を変更しました
エラーが発生しました
170/170

[3-27] 憧れは理解から最も遠い感情だよ

 大霊樹に絡み付き、実ったようにへばり付いている部屋の一つ。


 そこには、魔法を交えた匠の技で枯れ木を細工した、人間社会に持ち出せば一財産になるような見事な机と椅子が数個、無造作に置かれているだけの部屋だった。

 とっぷりと日は暮れていたが、部屋の中は幻想的な明かりによって照らされていた。蔓草を編んだ籠の中に蛍のような発光する虫を詰め込み、草の皮で包んでちょうちんにしたようなものが照明になっているのだ。


 部屋の中で椅子に掛け、一人じっとしていたリエラミレスは、人の気配を感じてふと、顔を上げた。

 巫女装束姿だが、飾り物の一切を外しているクルスサリナが部屋の入り口に掛けられた獣の革のカーテンを押し開けて入ってくるところだった。


「祭司長様におかれましては、本日のおつとめもつつがなくお済みのご様子にて……」

「やめてよリエラ! あなたとふたりきりの時にまでそんな風に祭り上げられたら、私まいってしまうわ!」


 立ち上がって恭しく出迎えたリエラミレスに、クルスサリナは本気で嫌そうにしていた。

 リエラミレスはちょっと舌を出して、椅子を引いてクルスサリナに勧める。


 先代祭司長・サーレサーヤ。当代祭司長・クルスサリナ。そして部族の戦士の一人・リエラミレス。

 この三人はほぼ同い年で、子どもの頃、同時期に巫女としての教育を受けた関係にあった。

 才能を開花させたサーレサーヤとクルスサリナに対し、リエラミレスは結局巫女になれるほどの才覚は無く、戦いのための魔法を磨いて戦士となった。その結果として部族の中での地位には大きく開きが出来てしまったが、それでも三人は半ば腐れ縁的な友人関係にあった。


 この部族において祭司長は、概ね200歳から300歳という、寿命どころか肉体にも老いが見えない年頃の者が受け持つ。

 単純に魔力だけを言うなら積み重ねた修行の量がものをいうので歳経るほどに研ぎ澄まされていくものだが、魔法の儀式にも体力勝負になるものは多い。そのためにただ年長者を就けるのではなく、体力的に充実している年頃の者が務めることになっているのだ。


 白木を磨きに磨いて宝石にしてしまったようなポットから、リエラミレスは七つ用意されたカップのうち二つに薬草茶を注ぎ、残りのうち三つのカップにこつりとポットをぶつけて回った。

 このポットに入っているのは水の元素魔法で湧かしたお湯だ。森に住むエルフたちは概して火を嫌うため、水場沿いの調理を除いて日常生活で火を使うことは無いが、その分を魔法で補っているのだ。


「……お疲れ様。自由な時間を取るのも大変ね」

「副祭司長とは全く違うわ。

 すぐ傍でサーレを見ていたつもりだったのに想像以上だった。

 サーレの偉大さを……いえ、歴代の祭司長様方、皆の偉大さを思い知ったわ」


 優しい香りの湯気を立てる茶を飲んで、クルスサリナは重い溜息をついた。


「サーレならば……こんな時はどうしたのかしら」


 その一言でリエラミレスはクルスサリナの心中を八割方察する。


「同盟のこと、かしら」

「ええ。

 私は長老会議の皆様を深く尊敬し、信頼しているつもりだけれど。この件に関してだけは間違っていると思うし、考え直してほしいの」


 託宣についてはリエラミレスも漏れ聞いていた。

 帝国青軍との戦いよりも優先された"怨獄の薔薇姫"との戦い。その託宣を隠す長老会議。そして、公式には何も言われていないが、長老会議は"怨獄の薔薇姫"との同盟を決めたという噂……


 長老会議が、曖昧な託宣を受けて()()()解釈をすることはよくあったし、今は戦争中という異常事態だ。

 それでもなお『思い切ったことをするものだ』とリエラミレスは軽い驚きと共に受け止めていた。


「リエラ。あなたの意見を聞いても?」


 縋るような視線に、リエラミレスは少し言葉を選んで答える。

 戦いの最前線に立つ戦士としては、喉から手が出るほどに味方が欲しい。しかもリエラミレスは"怨獄の薔薇姫"の軍勢に救われ、その驚異的な武力も目の当たりにしている。


「……"怨獄の薔薇姫"。の者の介入なくば、私は無念のうちに死を遂げていたことでしょう」

「それは……」

「でも、映し身となってまで偉大なる方々がおいでになるだなんて。

 それを無視していいとも思えない」

「そう。……そうね。

 だというのに長老会議は"怨獄の薔薇姫"との同盟を決めたわ。

 そして……みんな、それを歓迎している」


 クルスサリナは、部族が進む先に破滅が待ち受けているのだと確信している様子だった。だがそれを訴えても聞き入れてもらえない。

 しかし、孤独と焦燥に訴えて喚き散らすようなことは、祭司長として許されない。


「長老様方は、私を頼りなく思っているのかしら。

 私では皆の心をまとめることができないと……」


 祭司長として父祖よりの託宣を受け取り、それを部族の皆に伝えるのが祭司長としての仕事。

 だが、言葉を聞いてもらえない祭司長に何の意味があるのか?

 そんな懊悩がクルスサリナの声音に滲む。


「ねえ、クルス。真面目なのはあなたの良いところだと思うけれど、思い詰めちゃダメ。

 ……あなたはサーレじゃないんだから」


 『曲がらぬ枝は風に折れる』と言う。

 何事も一直線に真面目に考えることはクルスサリナの長所であろうが、それは苦しくもあるのだとリエラミレスは考えていた。


 しかし、クルスサリナの悩みも仕方の無いことだとリエラミレスは思う。

 サーレサーヤが祭司長となって50年。彼女は余りにも完璧すぎる祭司長だった。

 常に穏やかでありながらも厳粛さを併せ持ち、言葉の一つ一つが優しくも重かった。人格者とは、彼女のような者を指すのだろう。


 サーレサーヤは誰からも慕われ、尊崇されていた。

 彼女が皆を導けば、たとえ部族がどのような道を行くとしても皆の心はまとまっただろうと、そう思わせるだけの祭司長だった。


 この難局にこそ彼女の存在は皆の支えとして大きなものだった。

 だが彼女は死んだ。殺された。

 そして、託宣を下した『父祖たち』の中に彼女は還り、森と一つになった。


 死とは、大いなる生命の流れの中に還ること。決して忌避するべき悲劇ではない。

 だがそれでも、サーレサーヤという存在はこのような結末を迎えるべきではなかったし、今は彼女が必要だったのだと思わずにはいられなかった。


 * * *


 契約を交わすにあたってサーレサーヤとルネが交渉した結果、魂の代価として定められた条件は二つ。

 第一に、サーレサーヤを殺した青軍兵(チェンシーが言うには石枕という名前らしい)の殺害。これはまあ当然と言えよう。

 第二に、青軍兵2万人の殺害。エルフを殺めた者たちに血で償わせ、遺された親に子に妻に夫に友にやるせない悲しみを刻むことで復讐とする。


 サーレサーヤは本当は『帝国青軍の撃退』を条件としたかったようだが、具体的な要件が定めがたく、戦況の変化によっては達成が困難になったり戦略的に退いていったりする可能性もあることから却下となった。

 2万人も殺せば青軍にとっては作戦続行不能な痛手になる可能性が高く、それでひとまず森は守られる可能性が高い。でなくてもそれだけ殺せば血の報いとして充分だろうと、これが落とし所になったのだった。


 前線基地たる、土の城の一室。

 ポータブル人骨玉座を配置したコンパクトな謁見の間には、サーレサーヤの亡霊とルネが居た。


 青白く朧な姿をしたエルフの巫女姫は、亡霊になっても巫女装束だ。エルフたちの巫女装束は簡素な貫頭衣で、しかし生前身につけていたはずの装身具は消え失せていた。

 優しげで穏やかな雰囲気の顔立ち。エルフらしい痩身長躯ながら付くべき所に肉が付いた体型。

 彼女は宙に腰掛けてルネと目線の高さを合わせていた。


「じゃあ、あの……『映し身』? だっけ?

 あれに関してはとっくに分かってたのね?」

『はい』


 やや詰問調でルネが言うと、サーレサーヤは柔らかく応じる。


 サーレサーヤの魂はルネと契約を交わした瞬間からルネに紐付けられている。

 だからといって何ができるわけでもないのだが……自分が知る事について話すくらいはできる。

 しかしサーレサーヤは眠りについたかのようにじっと黙していた。ルネが『映し身』とやらについて探ろうとしていたのを、彼女は間違いなく見ていたはずなのに。


 そんな彼女は今になって饒舌に語り始めた。

 森に還った父祖が仮の姿を得て顕現する『映し身』現象や、ルネを倒せという託宣について。


「黙っていた理由を聞いてもいいかしら」

『今の私が名乗る資格は無いのでしょうけれど……

 私は、一度は祭司長として皆を統べる身でありました。

 生命の流れを否定し、この魂を貴女への贄として差し出そうとも、捨てきれぬものがあります』


 サーレサーヤは揺るがない。

 静かに優しく己の立ち位置を述べた。


『貴女を倒すことが、父祖より下されしご託宣。

 もし皆が貴女との戦いを選んだ場合のことを考えると、情報を与えることは得策でないと判断しました。

 それに、私が貴女に協力することは『契約』の内容に含まれておりませんよね?』

「ええ、残念ながらその通りよ」


 サーレサーヤはニッコリ笑う。

 純粋無垢そうな雰囲気をしながら、サーレサーヤはなかなかの食わせ物だった。


『ですが今となっては詮無いこと。

 我が部族が貴女と手を結んだこと、私としてはとても喜ばしく思っています。

 図らずも、私の勝手なワガママと皆の決断が同じ方向を向いたのですから』

「……ワガママなんて言い方はやめて」


 ルネはサーレサーヤから後ろめたさを読み取っていた。

 彼女はこの期に及んで尚、自らの恨みを肯定できていないのだ。

 ルネにはそれがもどかしかった。


「あなたは恨みを抱くだけの理由があった。だから恨んだ。それだけのことよ」

『そうかしら。……そうね、きっと』


 既に存在しない鼓動を感じようとしているかのように、サーレサーヤは胸に手を当てていた。


『私は祭司長として、ずっと自分を律してきました。恨まず、嫉まず、怒らず……良き導き手たらんとして……

 ですが……今こうして恨みを抱えていることは炎に焼かれるように苦しいのに、何故だか……とても、自由になった心地です』


 祭司長でなくなったサーレサーヤは、寂しく微笑んだ。

あと二人は単に都合が付かなくて欠席

  • ブックマークに追加
△▼△▼△▼↓作者の別作品です↓△▼△▼△▼

家計を助けるためVRMMO配信者になろうとしたら、俺だけ『神』とかいう謎のジョブにされてました~Eighth ark Online~

△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼

評価や感想は作者の原動力となります。
読了後の評価にご協力をお願いします。 ⇒評価システムについて

文法・文章評価


物語(ストーリー)評価
※評価するにはログインしてください。
感想を書く場合はログインしてください。
お薦めレビューを書く場合はログインしてください。
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。

この小説をブックマークしている人はこんな小説も読んでいます!

私、能力は平均値でって言ったよね!

アスカム子爵家長女、アデル・フォン・アスカムは、10歳になったある日、強烈な頭痛と共に全てを思い出した。  自分が以前、栗原海里(くりはらみさと)という名の18//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全431部分)
  • 3641 user
  • 最終掲載日:2019/11/22 00:00
蜘蛛ですが、なにか?

勇者と魔王が争い続ける世界。勇者と魔王の壮絶な魔法は、世界を超えてとある高校の教室で爆発してしまう。その爆発で死んでしまった生徒たちは、異世界で転生することにな//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全555部分)
  • 4312 user
  • 最終掲載日:2018/11/25 01:03
転生したらドラゴンの卵だった~最強以外目指さねぇ~

 目が覚めたとき、そこは見知らぬ森だった。  どうやらここは異形の魔獣が蔓延るファンタジー世界らしく、どころかゲームのように敵や自分の能力値を調べることができる//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全569部分)
  • 2863 user
  • 最終掲載日:2019/11/18 17:06
デスマーチからはじまる異世界狂想曲( web版 )

◆カドカワBOOKSより、書籍版18巻+EX巻、コミカライズ版9巻+EX巻発売中! アニメBDは6巻まで発売中。 【【【書籍版およびアニメ版の感想は活動報告の方//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全654部分)
  • 3246 user
  • 最終掲載日:2019/11/17 18:00
くま クマ 熊 ベアー

クマの着ぐるみを着た女の子が異世界で冒険するお話です。 小説13巻、コミック3巻まで発売中。 学校に行くこともなく、家に引きこもってVRMMOゲームをやる15歳//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全587部分)
  • 2679 user
  • 最終掲載日:2019/11/21 23:00
異世界のんびり農家

●KADOKAWA/エンターブレイン様より書籍化されました。  【書籍六巻 2019/09/30 発売中!】 ●コミックウォーカー様、ドラゴンエイジ様でコミカラ//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全592部分)
  • 2782 user
  • 最終掲載日:2019/11/11 22:19
望まぬ不死の冒険者

辺境で万年銅級冒険者をしていた主人公、レント。彼は運悪く、迷宮の奥で強大な魔物に出会い、敗北し、そして気づくと骨人《スケルトン》になっていた。このままで街にすら//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全608部分)
  • 3121 user
  • 最終掲載日:2019/11/21 18:00
元・世界1位のサブキャラ育成日記 ~廃プレイヤー、異世界を攻略中!~

 ――世界1位は、彼の「人生」だった。  中学も高校もろくに通わず、成人しても働かず、朝昼晩とネットゲーム。たかがネトゲに青春の全てを費やし、人生まるごと賭けち//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全228部分)
  • 2882 user
  • 最終掲載日:2019/10/27 00:00
アラフォー賢者の異世界生活日記

 VRRPG『ソード・アンド・ソーサリス』をプレイしていた大迫聡は、そのゲーム内に封印されていた邪神を倒してしまい、呪詛を受けて死亡する。  そんな彼が目覚めた//

  • ローファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全186部分)
  • 2897 user
  • 最終掲載日:2019/06/11 12:00
公爵令嬢の嗜み

公爵令嬢に転生したものの、記憶を取り戻した時には既にエンディングを迎えてしまっていた…。私は婚約を破棄され、設定通りであれば教会に幽閉コース。私の明るい未来はど//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全265部分)
  • 2644 user
  • 最終掲載日:2017/09/03 21:29
ハズレ枠の【状態異常スキル】で最強になった俺がすべてを蹂躙するまで

 空気モブとして生きてきた高校生――三森灯河。  修学旅行中に灯河はクラスメイトたちと異世界へ召喚されてしまう。  召喚した女神によると最高ランクのS級や//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全185部分)
  • 2771 user
  • 最終掲載日:2019/11/09 21:00
ライブダンジョン!

ライブダンジョンという古いMMORPG。サービスが終了する前に五台のノートPCを駆使してクリアした京谷努は異世界へ誘われる。そして異世界でのダンジョン攻略をライ//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全411部分)
  • 2642 user
  • 最終掲載日:2019/11/17 17:00
陰の実力者になりたくて!【web版】

【web版と書籍版は途中から内容が異なります】 ※書籍3巻とコミック2巻好評発売中です!  どこにでもいる平凡な少年は、異世界で最高峰の魔剣士だった。  //

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全203部分)
  • 3535 user
  • 最終掲載日:2019/09/22 22:26
転生したら剣でした

気付いたら異世界でした。そして剣になっていました……って、なんでだよ! 目覚めた場所は、魔獣ひしめく大平原。装備してくれる相手(女性限定)を求めて俺が飛ぶ。魔石//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全679部分)
  • 2958 user
  • 最終掲載日:2019/11/20 08:00
マジカル★エクスプローラー エロゲの友人キャラに転生したけど、ゲーム知識使って自由に生きる

【書籍化 スニーカー文庫より11月1日発売! コミカライズも決定!】 日本の紳士の間で一世風靡した伝説の美少女ゲームがある。 それは『マジカル★エクスプローラー//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全138部分)
  • 2973 user
  • 最終掲載日:2019/11/17 07:00
絶対に働きたくないダンジョンマスターが惰眠をむさぼるまで

「働きたくない」  異世界召喚される中、神様が一つだけ条件を聞いてくれるということで、増田桂馬はそう答えた。  ……だが、さすがにそううまい話はないらしい。呆れ//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全431部分)
  • 2889 user
  • 最終掲載日:2019/11/20 00:00
魔王様の街づくり!~最強のダンジョンは近代都市~

 書籍化決定しました。GAノベル様から三巻まで発売中!  魔王は自らが生み出した迷宮に人を誘い込みその絶望を食らい糧とする  だが、創造の魔王プロケルは絶望では//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全223部分)
  • 2696 user
  • 最終掲載日:2018/03/30 19:25
即死チートが最強すぎて、異世界のやつらがまるで相手にならないんですが。

小説版7巻が2019年9月14日。 漫画版3巻が2019年9月12日に発売予定です! 成長チート? 無限の魔力? 全属性使用可能? そんなもの即死能力で一撃で//

  • コメディー〔文芸〕
  • 連載(全163部分)
  • 2659 user
  • 最終掲載日:2019/09/12 22:26
乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です

男が乙女ゲー世界に転生!? 男爵家の三男として第二の人生を歩むことになった「リオン」だが、そこはまさかの知っている乙女ゲーの世界。 大地が空に浮かび、飛行船が空//

  • ローファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全176部分)
  • 2786 user
  • 最終掲載日:2019/10/15 00:00
ありふれた職業で世界最強

クラスごと異世界に召喚され、他のクラスメイトがチートなスペックと“天職”を有する中、一人平凡を地で行く主人公南雲ハジメ。彼の“天職”は“錬成師”、言い換えればた//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全364部分)
  • 3335 user
  • 最終掲載日:2019/10/26 18:00
八男って、それはないでしょう! 

平凡な若手商社員である一宮信吾二十五歳は、明日も仕事だと思いながらベッドに入る。だが、目が覚めるとそこは自宅マンションの寝室ではなくて……。僻地に領地を持つ貧乏//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全205部分)
  • 2829 user
  • 最終掲載日:2017/03/25 10:00
異世界転移で女神様から祝福を! ~いえ、手持ちの異能があるので結構です~

 放課後の学校に残っていた人がまとめて異世界に転移することになった。  呼び出されたのは王宮で、魔王を倒してほしいと言われる。転移の際に1人1つギフトを貰い勇者//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全271部分)
  • 2863 user
  • 最終掲載日:2019/11/20 00:00
転生したらスライムだった件

突然路上で通り魔に刺されて死んでしまった、37歳のナイスガイ。意識が戻って自分の身体を確かめたら、スライムになっていた! え?…え?何でスライムなんだよ!!!な//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全303部分)
  • 3780 user
  • 最終掲載日:2016/01/01 00:00
とんでもスキルで異世界放浪メシ

■2020年1月25日に書籍8巻発売決定!■ 《オーバーラップノベルス様より書籍7巻まで発売中です。本編コミックは4巻まで、外伝コミック「スイの大冒険」は2巻ま//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全496部分)
  • 3203 user
  • 最終掲載日:2019/11/18 22:17
失格紋の最強賢者 ~世界最強の賢者が更に強くなるために転生しました~

とある世界に魔法戦闘を極め、『賢者』とまで呼ばれた者がいた。 彼は最強の戦術を求め、世界に存在するあらゆる魔法、戦術を研究し尽くした。  そうして導き出された//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全331部分)
  • 2693 user
  • 最終掲載日:2019/11/20 19:00
賢者の弟子を名乗る賢者

仮想空間に構築された世界の一つ。鑑(かがみ)は、その世界で九賢者という術士の最高位に座していた。 ある日、徹夜の疲れから仮想空間の中で眠ってしまう。そして目を覚//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全340部分)
  • 3243 user
  • 最終掲載日:2019/11/18 12:00
野生のラスボスが現れた!

時はミズガルズ暦2800年。かつて覇を唱え、世界を征服する寸前まで至った覇王がいた。 名をルファス・マファール。黒翼の覇王と恐れられる女傑である。 彼女はあまり//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全201部分)
  • 2779 user
  • 最終掲載日:2019/04/15 20:00
骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中

 オンラインゲームのプレイ中に寝落ちした主人公。  しかし、気付いた時には見知らぬ異世界にゲームキャラの恰好で放り出されていた。装備していた最強クラスの武器防具//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全200部分)
  • 2685 user
  • 最終掲載日:2018/07/16 23:00