2012年4月20日、杉谷先生、田村先生が東京の親学議員連盟勉強会に参加した。
参加した議員は、下村博文議員、高木義明議員、渡部恒三議員、安倍元総理など、そうそうたるメンバーだ。TOSS代表の向山先生ももちろん参加した。
このような最先端の場にいることが重要なことだ。
それは向山先生の議員への講演の組立てを肌で感じることができるからである。
向山先生の講演の組み立ては異次元のものだった。
テーマは「新型学級崩壊の理解と発達障害への対応」であった。
向山先生はまず、学級崩壊をしている実際の「映像」を見せた。
議員達から「これは授業中ですか?」のつぶやきが漏れた。
私も勉強会の映像を見たが、議員たちが食い入るように学級崩壊の映像を見ていた。
向山先生はたたみかけるように、
1就学時検診の問題とそれへの提言
2シングルマザーの増加に伴う問題
3学級崩壊の報告
と、具体的な事例を挙げて、次々に紹介した。
まだまだ向山先生の講演はまだまだ続くが省略する。
まず、岡下(おかした)信子議員に会いに行った。私も参加した。しかし、感触はあまり良くはなかった。原因はプレゼンの組立てにあった。明確な提案もなかった。
次に辻淳子議員に会いに行った。私も参加した。その日は杉谷先生が会の中心となって進行することとなっていた。杉谷先生の準備は完璧だった。準備はおおよそ次ぎのことをしていた。
1 東京で向山先生が議員に流した学級崩壊の映像を準備。
2 向山先生の講演のパワーポイントをもとに、辻議員へのパワーポイントの作成。
3 しあわせサークルからの提案を作成。
1と2は向山先生の追試の準備である。しかし、追試をするとき、ただパワーポイント読むだけではだめだ。向山先生の通りに解説するからこそ、理解が深まる。ここで、向山先生が講演をした東京の勉強会に参加することの価値が発揮される。
3はこれから大阪でどのような動きを作っていくのかを提案する。それは具体的なものでなければならない。「月に1回、親学の勉強会をする」など、具体的な提案がされていた。岡下議員に会いに行ったとき、TOSSの主張がうまく伝わらなかったのも、提案が明確に紙に書かれていないことも原因の1つだった。
最先端の場に足を運ぶことが重要だ。
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