外資系求人の多くでは、会話まで含めたビジネスレベルの高度な英語力を要求されます。
しかし、一部の職種においては英語が一切不問だったり、会話力までは問わない求人もあります。
この二つに関しては、TOEIC 500点以上を取得しておくと、スコアのない競争相手を引き離せます。
アマゾンジャパンの最新求人案件100件を調査した結果を踏まえつつ、TOEIC 500点台を取得するメリットを紹介します。
アマゾンジャパンの求人で英語必須・不問の割合を調査
実際にアマゾンの求人サイト(amazon.jobs)で、最新の求人案件100件の内容を実際に調査しました。(2019/11/21現在)
※1『基本条件』に英語力に関する記載がないものは『英語力不問』とカウントしました。
※2 英語のみで記載されている求人はビジネスレベル必須としました。
結果は以下の通りです。
- ビジネスレベルの英語力必要 61件
- メールや資料の読み書きレベルの英語力必要 19件
- 英語力不問 20件
ご覧の通り、ビジネスレベル(TOEIC L&R 800-900点クラス)の英語力を要求する求人が60%を占めています。
英語の読み書きであれば問題ない方は、残り40%の職種に応募可能となるわけです。
英語が不得意な方はわずか20%しか応募できる求人がありません。
アマゾンジャパンは国内企業との取引が多い会社なので、英語力への要求がここまで高いのは少し意外ですね。
英語力不問な職種としては、ベンダーマネージャー(バイヤー)、ロジスティックス系、社内ITサポート系が主なところでした。
Amazonの求人のいくつかに書かれていた、TOEIC L&Rスコアに関する英語力の想定をまとめると
- 850点以上 高いレベルのコミュニケーション能力
- 750点以上 電話会議で情報のやり取りができる
- 600点以上 読み書きに加えて、簡単な英語会話が可能
- 500点以上 メールや英文資料の読み書きが可能
このような感じで、一般に言われているTOEIC L&Rスコアへの期待値とほぼ同一となっていました。
TOEIC L&R 500点以上があれば応募できる求人数がアップ
アマゾンの求人では、20%が英語力不問、あと20%は読み書きレベルの英語力を必要とするものでした。
英語がほとんどできない方だと、全体の20%しか応募できる案件がないことになります。
求人内容にもよりますが、英語の読み書きが問題ない方であれば、ほぼ倍の求人案件に応募する資格があるわけです。
これはメリット大きいです。
ただし、問題はご自分の英語力をどうやって証明するかになります。
職務経歴や学歴に英語関連の記載がなければ、書類審査では判断できず微妙です。
ここで間違いなく役に立つのがTOEIC L&Rのスコアです。
TOEIC には L&R (Listening & Reading)とS&W(Speaking &Writing)の二種類ありますが、通常よく使われるのはL&Rの方です。
アマゾンの調査の結果にもあるように、500点以上が取得できていれば、読み書きレベルは問題ない候補者と判断してもらえそうです。
TOEIC L&Rを受験したことがない方は、まず一回受験して自分の実力を診断するべきと思います。
試験料は5,830円かかりますが、これで外資転職成功すれば安い経費です。
TOEICは英語の実力を測る試験なので、現在の英語力に沿った得点が出るので、500点以上出れば自信を持てるし、それ以下であれば頑張る課題ができます。
500点以上取る実力が身に付けば、応募できる求人が一気に増えるわけですから。
申し込みは公式ページから簡単にできます。大きな書店でも申し込みができると思います。
TOEIC公式ページ: TOEIC® Listening & Reading Test
英語力不問の求人に関しても、多くの場合『歓迎条件』として英語力が求められています。
TOEIC L&R 500点以上が書ければ、スコアのない他の候補者に勝てる可能性は上がりますね。
職務経歴書に英語スキル関連の記載できることがない方は、必ずTOEICを受験しておきましょう!
TOEIC L&Rのトレーニングでビジネス英語の基礎力もアップ
TOEIC L&Rはビジネス英語力を測るための試験で、内容のほとんどがビジネスに関する事が取り上げられています。
リスニング・リーディング問題を解く勉強を重ねていく事で、ビジネス英語のボキャブラリーが構築できるとともに、英文読解能力は確実に上がっていきます。
500-600点ぐらいまでスコアを上げていければ、ビジネス文書やメールが、さほど苦も無く読みこなせるようになると思います。
TOEICの外部レッスンも色々とありますが、個人的にはリクルートのスタディサプリのようなオンラインのコースが安くて十分ではないかと思います。
1か月分のコストは参考書買うより安いですし。
スタディサプリ TOEIC L&R対策コース
毎月2,980円の標準コース。7日間無料体験もあり。
マンツーマンで一カ月200点アップを目指す!なんてのもありますが、TOEICのスコア向上だけにそこまで入れあげるのもどうかなと思います。
それよりは、会話を含めて英語力が上げられるマンツーマンの英会話レッスンを日常的に受けるのがいいと思います。
今どきはオンライン英会話が、コストも時間も節約できておすすめです。
レアジョブオンライン英会話:
会員数50万人突破!業界No.1のオンライン英会話
まとめ
- アマゾンの求人では、全体の20%がTOEIC 500点以上の英語力必須
英語が不得意だと応募できるのは全体の20%しかありません。
英語メールや資料の読み書きができれば応募できる求人が40%にアップ - 職務経歴書に英語関連の記載がない方は必ずTOEIC受験を
英語の読み書きスキルを証明するためにもTOEICのスコアを取得
500点以上獲得できれば応募できる求人数が大きくアップ
多くの英語不問求人でも、英語力は歓迎要項に
TOEIC公式ページ: TOEIC® Listening & Reading Test
- TOEIC L&Rのトレーニングでビジネス英語の基礎力もアップ
TOEIC L&Rはビジネス英語力を測る試験
トレーニングを重ねて、ビジネス英語のボキャブラリーと読解力をアップ
スタディサプリなど、オンラインレッスンがコスパ的にはお勧めです。
スタディサプリ TOEIC L&R対策コース
毎月2,980円の標準コース。7日間無料体験もあり。
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