村田諒太、新パートナーはリオ五輪銅メダリスト

◆プロボクシング 報知新聞社後援WBA世界ミドル級(72・5キロ以下)タイトルマッチ12回戦 王者・村田諒太―同9位スティーブン・バトラー(12月23日、横浜アリーナ)

 WBA世界ミドル級王者村田諒太(33=帝拳)が、初めて五輪メダリストを練習パートナーに迎えた。

 12月23日に横浜アリーナで開催される同級9位スティーブン・バトラー(24)=カナダ=との初防衛戦に向けて21日、都内の所属ジムで練習を公開。18日から2016年リオ五輪男子ミドル級銅メダルのミサエル・ミサエル・ロドリゲス(25)=メキシコ=がスパーリングパートナーとして加わった。

 身長183センチの村田より5センチほど低いロドリゲスだが、その分、がっしりした上半身だ。20日に3ラウンドのスパーをこなしており、村田は「手数も出る選手だし、悪くない。金メダリストだからやられるわけにはいかないですね」と手応えを明かした。

 ロドリゲスはリオ五輪後の2017年4月に米ロサンゼルスでプロデビュー。10戦全勝(5KO)の戦績で、現在はWBC世界スーパーウエルター級30位。村田と拳を交わし「ムラタはアグレッシブでプレッシャーが強い。メキシカンのようなファイターだ」と五輪メダリストの先輩へ敬意を払っていた。

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