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【ドラニュース】

中日鈴木博は"外国人に通用する"侍帰りの大野雄が断言「長所伸ばせば代表チャンスある」

2019年11月21日 0時40分

プレミア12が終わり、名古屋に戻り体を動かす大野雄

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 博志よ、竜戦士よ、侍を目指せ!? 侍ジャパンの一員として「プレミア12」に出場した中日・大野雄大投手(31)が20日、大会後初めてナゴヤ球場で練習。「しんどかったけど、1番になれてすべて報われた」と話すと、中日投手陣への思いを口にした。

 「個人個人の長所を伸ばしていったら、投手でいえば誰にでも(代表入りの)チャンスはある」。大野雄は3試合計5イニングで防御率1・80。不慣れな中継ぎという役割の中で、大活躍とはいかなかったが、手応えとともに感じたのが代表メンバーとの差。中日の投手陣でもレベルアップすれば届くと感じていた。

 「例えば…」と名前を出したのは鈴木博だ。「博志には素晴らしい真っすぐがありますし、外国人相手でも通用する」と説明。さらに同じ「ヒロシ」の名前で活躍したソフトバンクの甲斐野と比較して、「(甲斐野)央君も直球と落ちる球。博志にもそれができる」と期待を寄せた。

 もちろん、自分磨きも忘れない。4番手で登板した2次ラウンドの米国戦(東京ドーム)では、6回先頭の7番打者を追い込んでから自信を持って投げ込んだ150キロ直球を左中間フェンス際まで運ばれた。中飛になったが「まだまだだなと思い知らされた一振りでした」と火が付いた。

 「この前、戦った仲間が次は敵になる。春、対戦する時には『大野、レベルアップしたな』と言われるように頑張りたい」。東京五輪も大事だが、まずは来季の開幕に標準を合わせる。

 

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