た行・漫画用語

ページの基本ワク線より、はみ出して絵を描く事。印象付けたいコマなどに使います。

漫画の場合、細かい所、絵の直線状の部分を書くための１０センチ位の物と、ワク線を引くための、３０～４０センチの定規を使います。いずれも、片側にエッジの付いた物を使います。ペンで線を描くとき紙面と定規がくっついていると、インクが滲んでしまうからです。

ペン軸につけて使用する先だけのペン。ペン先とも呼ばれる。

髪の毛のつやを出す時などに、用いる効果です。

人物等の特徴的な部分や、印象的な部分を強調したり大げさに描いたりする事です。誇張、変形、簡略化といった変形を加える事により、より印象的なキャラクターにする事。

無数に点を打ち、行う効果です。風景描写では、霧の流れ、砂やコンクリートの質感を表す時に使われます。キャラクターの後ろに円形などを描いて、優しさやほのぼのとした感情を表現します。恋愛漫画、少女マンガでは必須の表現と言えます。

キャラクターの心の声。

半透明の紙。写し取りたい絵の上に重ね、下の絵の線をなぞり、写し取る。

トレーシングペーパーもしくは、トレース台等を使って、絵を他の紙に転写する事。

表面が薄いガラスで出来ており、内部から発光する様に出来ている。その上に絵の描かれた紙を置き、写し取りたい紙を重ね、浮かび上がった絵をなぞる。

スクリーントーンを使ったフラッシュです。車のライトや宝石といった物が光り輝いている様子を表現する時に使われます。真ん中をくり貫いてセリフを入れれば、モノローグなどの特別なフキダシとして使えます。