日本ラグビー協会の清宮克幸副会長(52)が19日、さいたま市内で元Jリーグチェアマンの川淵三郎さん(82)らと講演会に参加。ラグビーのプロリーグ化構想の進展について語った。
副会長は「本来は昨日までに構想を発表したかったんですが…。(日本協会の)理事会ではみなさん総論賛成で、反対の人はいないのですが『早すぎる』『やり方があるだろう』と言われまして。ご指摘いただいたところを固め直しているところです」と経緯説明。「個人的にはかなり不満ですが、川淵さんも経験された、公益財団法人で踏むべき手順というものを僕も勉強してます」と苦笑した。
川淵さんはJリーグ、Bリーグを立ち上げた経験からプロ化への助言を送った上で「ラグビーは既に世界で8強だから難しいよね。でもプロリーグができるなら、僕もプレーしてみたかったな」と笑った。