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2019年11月20日 紙面から
秋季キャンプの最後、ナインに話をする高橋(中央)(黒田淳一撮影)
中日・高橋周平内野手(25)が沖縄・北谷球場での秋季キャンプ最終日の19日、全メニュー終了後にマウンド付近で輪をつくるナイン、首脳陣、スタッフの中心であいさつ。優勝を目標に掲げた。2日前から練ったスピーチだった。主将就任イヤーを終える背番号3はその後、自身、チーム、そして23日から台湾で開催されるウインター・リーグに参加する根尾昂内野手(19)への思いを激白した。
集まった全員を見回してから、キャプテンが口を開いた。
「来年こそ優勝しましょう。春のキャンプにしっかりした形で入れるように、いい準備をしましょう。監督、コーチ、スタッフの方々、ありがとうございました」
内容は簡潔だった。優勝というワードを使ったことに意味がある。これまで控えていた2文字。17日夜。あいさつの文言を考えているうちに熱っぽくなった。
「前提として自分は数字を上げなきゃいけない。みんなが頑張った先には勝利、優勝がある…。そうだ、チャンピオンフラッグだ、と」
北谷球場の電光掲示板上部で球団旗とNPB旗が揺れていた。ポールは5本ある。1年後、ここにチャンピオンフラッグを掲げたい。「貪欲さ、簡単に言うと勝ちたいというピュアな気持ちが大事」と言う。
入団8年目の主将就任イヤー。戦い抜いて訪れた沖縄では根尾を初めて食事に誘った。同じ高卒ドラ1入団のルーキーに伝えたいことがあった。
「打撃フォームはみんな迷う、と。でも迷うのと迷い込むのは違う。迷い込むと大変。根尾はいいものを持っているからドラ1。自分を信じろ、と言いました」
高橋の規定打席初到達は7年目。後輩に近道を示す成績は残していない。伝えられるのは遠回りを避ける考え方だった。
チーム内競争激化の必要性も説く。「僕はまだまだ必死」。
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