CISAとCISMの学習方法

isacaのCISA, CISMにパスしました。

情報が少ないため、ポイントを記載しておきます。
 
前提の知識レベル
  • インフラエンジニア12年
  • セキュスペ
  • VMware VCP
  • CCNP
  • LPIC2
  • TOEIC700点
  1. CISA
  • 勉強時間は50日 100時間ほど。
  • 使用教材は問題集とレビューマニュアル。
  • 問題集を2週し、一度でも間違えた物は4回目まで、やった。
  • レビューマニュアルは一回通読したが
  • ほぼ頭に入らない。
  • 不明箇所のみピックアップして読んだ。
  • ガバナンスの所が、苦戦。
  • 試験に関連するのは3割位。
  • テストは他の方も書いている通り、見たことあるものは無し。
  • 和訳はしっかりしており、迷うが消去法で選べば8割は正解したと思われる。
  • 一回目解き終わった時は、マークが3割くらいついてしまい焦ったが、見直せば選択肢は他には無いという物が多かった。
  • 615点 (450点以上合格)
  • 試験で問われる箇所は一部なので、講義に参加して、回答や考えのコツをつかんでから問題集をやるのが一番効率的。私は参加しなかった。
  • 問題集の解説の理解が重要であり、答えを覚えてもだめ。
  • 技術要素はセキュスペに比べたら初歩。ガバナンス系や、監査系が経験ないため苦戦した。

 

2.CISM

  • レビューマニュアルの日本語版がないため、問題集のみを実施。
  • 2日間の勉強会に参加した。日本語の解説資料がもらえた。セミナーの公式資料は日本語だが、表面的に事しか書いていない。基礎の理解にはなるが、問題はとけない。講師の方が独自で作成された資料が良かった。
  • CISAと同じく問題集を3週して、誤った問題をさらに2回やった。
  • CISMの問題集はCISAと比較して、日本語訳の品質が低いので、理解していない人が機械翻訳しているような箇所が多く、理解に苦しんだ。
  • CISMの方が、CISAよりかなり難しい。教材が揃っていないこともある。
  • 試験は583点でパス (450点以上合格)
 
3. 認定手続き
  • CISA, CISMともに同じ手続きである。
  • 所定のフォームに業務経験数と、経験内容のチェックボックスを埋め、メールもしくはWEBからISACAに送付する。
  • 手続きにあたっては、追加で45ドルを払わないと、手続きた進まないので注意。
  • 3週間ほどで手続きは完了した。
 
4. 他資格との難易度比較
  • 選択問題のレベルでは、(難) CISM > CISA > セキュスペ (簡単)の順番。
  • 記述問題があるので、一般的な総合的な難易度としては、CISM > セキュスペ > CISAという感じでしょうか。 
  • インフラエンジニアという私の経験では、ガバナンス、監査などの知識がなく、CISAもとっつきずらかったので、CISM > CISA > セキュスペという感じです。
 
  • CISSPも2017年9月から進めていますが、独学の場合、問題集は基本英語であり、日本語のテキストは古い物しか無いので、英語を主体とした学習になるという点でCISSPが一番難易度高いと感じています。日本語で図解されていればサクッと理解できる概念も、英語で冗長に説明されていると、スッキリ理解するには時間が、やや、かかります。
  • 私自身のCISSPの勉強必要見込み時間は、4ヶ月 300〜400時間くらいかなと思っています。
  • 今はドメイン3のセキュリティアーキテクチャを終えた所です。年内で終える予定なので、パスしたら学習の進め方は書きます。