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2019年11月20日 紙面から
契約更改交渉後の囲み取材を終え、席を立つ根尾=中日ドラゴンズ屋内練習場で(小嶋明彦撮影)
中日・根尾昂内野手(19)が19日、ナゴヤ球場隣の選手寮「昇竜館」で初の契約更改に臨み200万円ダウンの1300万円で更改した。けがから始まったルーキーイヤーを「ふがいない1年」と受け入れた背番号7。逆襲の2年目へのキーワードに「丈夫な体」「外野守備」「振る体力」を掲げた。
1年前に思い描いた姿とは違っても、現実を受け入れなければ前には進めない。「ふがいない1年。来季は2年後、3年後のシーズンに向けて巻き返す、取り返すシーズンにしたいです」。言葉の端々に悔しさをにじませながら根尾は来季への強い思いを打ち明けた。
初の契約更改。「昨年のドラフト直後とはまた違う雰囲気」の中で受けたダウン提示。本人も覚悟の上。「ダウンは仕方ない」と受け入れすんなりサインした。
鳴り物入りで飛び込んだ1年目。けがが全てを狂わせた。1月の新人合同自主トレで右ふくらはぎを肉離れ。春季キャンプをリハビリに費やした。「一番大事な時期に動けなかった。戻っても他の選手は一段上のステップにいる。正直焦りはありました」。遅れを取り戻せぬままシーズンを終えた。
悔しさを教訓にせねばならない来季。3つの指針を立てた。まずは「遊撃一本」のこだわりを封印。秋季キャンプから本格的に取り組む外野守備。「今は複数のポジションを守ることが必要」。出場機会を求め貪欲に取り組む。さらに「荒木さん(2軍内野守備走塁コーチ)も外野を経験して内野に戻ったことは知っています。自分にもプラスになる」。道しるべとなる先輩の背中を追う。
さらには沖縄で感じた「振る体力」。阿部、高橋ら1軍で数字を残した選手との違い。「数を打つ中で考えてスイングしていた」。例えば高橋は、練習終盤のマシン打撃で立つ位置を変えながら打っていた。ハードな練習の中でも常に実戦を想定していた同じ高卒ドラ1の先輩と、メニューをこなすのに手いっぱいだった自分との差を痛感した。
最後は「丈夫な体」。万全な状態でやることがいかに大事かを感じた1年。来季以降に生かさねばならない。
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