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【サッカー】

イニエスタ&ビジャから「頑張って」 神戸・古橋は代表初戦でもインパクトを残せるか

2019年11月18日 21時5分

ベネズエラ戦に向けた最終調整で笑顔を見せる古橋(左)ら

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 サッカー日本代表は19日、大阪・パナソニックスタジアム吹田でベネズエラ代表との国際親善試合に臨む。午後7時25分開始。W杯アジア2次予選・キルギス戦(14日)から主要な欧州組と国内組9人を入れ替え、森保一監督(51)が掲げる重要テーマは底上げと新戦力の発掘。Jリーグでブレーク中の新顔MF古橋亨梧(24)=神戸=が攻撃のカードとしてベールを脱ぐことになりそうだ。

 スター軍団の中で培った経験と技術を武器に鮮烈デビューを果たす。今季神戸でFWビジャ(12得点)に次ぐチーム2位の9得点を挙げ代表初招集を勝ちとった古橋。先発も予想されるベネズエラ戦に向けて快足アタッカーが闘志を込めた。

 「試合に出る準備はできている。ゴールやアシストはほしいけど、チームが勝つためにプレーしたい。頑張っていればどこかでご褒美は来ると思う。そこを確実に決められるようにしたい」

 スピード出世で頭角を現した。2017年、当時関東大学リーグ2部の中大からJ2岐阜へ入団。1年目から全試合出場を果たし、2年目は夏までに26試合11得点とブレーク。シーズン途中で神戸へステップアップすると、各国の代表クラスが名を連ねる“ドリームチーム”で今季もレギュラーを張っている。

 イニエスタには普段かわいがられ、今季加入したビジャとはFWでコンビを組む。最高のお手本が身近にいることで「結果を残せるようになってきた。動き出しの部分だったり、1つ1つの技術は、前に比べて伸びていると思う」。今回の代表活動にあたり、2人から「頑張って」と声をかけられたという。

 これまで年代別代表としての経験もなく「最初はめちゃくちゃ緊張した」というが、雰囲気にも徐々に慣れてきた。「試合に出られれば、思い切ってやりたい」。代表初出場初ゴールとなれば、史上32人目。衝撃を与えるデビュー弾から、スターダムを駆け上がる。

 ▼古橋亨梧(ふるはし・きょうご)1995(平成7)年1月20日生まれ、奈良県生駒市出身の24歳。170センチ、63キロ。大阪・興国高、中大を経て、2017年にJ2岐阜入り。活躍が認められ、18年8月に神戸へ完全移籍。今季J1で28試合出場、9得点。スピードが武器の右利きアタッカー。

 

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