スタジアムに響いた悲鳴は、次第に沈黙へと変わり、ついには怒りの声が広がった。サッカー日本代表は19日、パナソニックスタジアム吹田で国際親善試合のベネズエラ戦に臨み、前半を終えて4失点という屈辱の展開になった。昨年7月に就任した森保一監督(51)が率いる日本代表の最多失点は、南米選手権のチリ戦(6月)での4失点。GK川島永嗣を始めとした海外組6人をスタメンに並べて試合はスタートしたが、瞬く間にディフェンスが崩壊。次から次へとゴールを許す悪夢のような展開となり、日本代表戦では珍しくサポーターがブーイングを浴びせる場面もあった。
ネット上でも「4失点」がヒットワードに浮上。「酷すぎる」「このメンバーでは戦えない」などと落胆の声が続出した。