日本陸連の瀬古利彦マラソン強化戦略プロジェクトリーダー(63)が18日、東京五輪のマラソンが札幌市中心部の大通公園を発着とする周回コースで組織委員会と北海道、市が基本合意したことについて「今の世界大会では標準的な形。警備も応援もしやすいので悪くはない」とコメントした。東京都内で行われたさいたま国際マラソン招待選手発表会見後、取材に応じた。
瀬古リーダーは「全く私のところにそういう情報がこない。ネットで知った」とぼやきつつ「とにかくコースを早く決めてほしいし、いつやるかも決まっていない。なるべく、1日でも早くコースと日程を決めてほしい」と訴えた。
日本陸連を通じてコース、レース時間などの希望は伝えていると言い、「僕らは日本人が得意な暑い方がいいので、暑い中でという要望は多少は言ったが、選手ファーストなので」と明かした。