西武から海外FA権を利用してメジャー挑戦する秋山翔吾外野手(31)は、3年総額1500万ドル(約16億3500万円)前後の契約を模索しているようだ。18日、カブスの地元ラジオ局WSCR(電子版)が複数の関係者の話として報じた。西武は4年総額20億円超のオファーを出し、慰留を目指していると伝えられる。
また、カブスが獲得に向かう可能性は既に報じられていたが、実際に複数の関係者が、同局に「カブスは獲得を狙っている4、5球団の中に入っている」と語った。
「大事なのは、2020年のカブスは緊縮財政を明言しているが、秋山は予算として獲得可能なことだ」と同局。秋山が、カブスにとって補強の重点課題である「1番打者」「中堅手」という要素を2つとも満たしていることにも注目し、「今オフのカブスは不確定要素が多すぎるが、秋山の獲得に興味を示していることについては、いろんな点で理にかなっている」と後押しした。
カブスのダルビッシュもユーチューブに動画を投稿し、秋山について「(カブスに)めっちゃフィットすると思う」とラブコール。その理由として、チームは出塁率が高い1番打者と中堅手を必要としていることを挙げていた。