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2019年11月19日 紙面から
中部国際空港に到着したパウエルさん(今泉慶太撮影)
中日は18日、ナゴヤ球場で、3年連続首位打者の実績を持つ球団OBのアロンゾ・パウエルさん(54)と1、2軍巡回打撃コーチとして1年契約を結んだ。23年ぶりの古巣復帰となったパウエルさんは「全ての経験を伝える」と約束。イチローやアルテューベ(アストロズ)らを間近で見た眼力で好打者を育て上げる。
契約を終えたパウエルさんの表情に長旅の疲れはない。「ドラゴンズに戻る機会をもらえて興奮しています。自分のできることを全て伝えていきたい」。喜びに満ちた顔で声を弾ませた。
1990年代、中日の主軸を担い、94年からは3年連続の首位打者を獲得。引退後は大リーグで打撃部門の指導者としてキャリアを積んだ。2017年には打撃コーチ補佐としてアストロズのワールドシリーズ制覇を経験している。かつての同僚、与田監督のラブコールを快諾。23年ぶりの古巣復帰となった。
肩書は1、2軍巡回打撃コーチ。育てたい打者は? と質問が及ぶと「いい選手だね」と一言。マリナーズではイチロー、アストロズではアルテューベら超一流の打者を間近に見た。彼らに共通する部分は「自分自身を知っていることだね」。自分の特徴を把握し修正できる。その手助けをするつもりだ。
セ・リーグ最高のチーム打率を残しながら総得点は同リーグ5位に終わった今季の竜。得点力アップにつなげるため本塁打増を求める声もある。その部分も考え方はパウエル流。「選手とドームの個性を生かさないと。本塁打よりも二塁打を増やす考えの方が合っているかもしれない」。自身はドーム移転初年となった1997年に長打狙いが打撃を崩す原因となった。重視するのは個性だ。
19日には沖縄・北谷に飛び、秋季キャンプへと足を運ぶ予定だ。米国からのフライトの疲れもある中での強行スケジュールだが本人が強く希望。与田監督も「できる限り早く会いたいと言ってくれた。その心意気がうれしい」と喜んだ。
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