2019年02月11日

シンゴジラの放射能火炎(放射線流)の描写はロケット噴射を参考にしているんだろうが無理がある

ちょっと前にテレビでやってたので、録画して見た。
そのゴジラが放射能火炎を吐くシーン(おっさんなんで、どうしても放射能火炎と言ってしまう)。





これなあ……ロケット噴射のようすと同じなんだよね。


この動画は、世界初の有人宇宙飛行をしたソ連(当時)のガガーリンが、ボストークロケットで打ち上げられるところ(と称しているんだが、たぶん違うと思う。ドキュメンタリーではなく、いわゆるヤラセとか再現映像とかだろう)なんだが、1:45あたりからのロケット噴射のようすを見てほしい(動画の後のほうは、地球に帰ってきてからのようす)。





最初に「巨大な炎」が出てきて、少ししてきれいなロケット噴射が始まる。
「定常運転」する前に、「不完全燃焼」みたいな段階があるわけだよ。


これは古い映像だけども、ロシアはそーゆー古い技術をいまでも利用している。
ガガーリン当時のものとそれほど変わってない、いまのロシアのRD-107というロケットエンジンのテスト風景を見てほしい。





これだと、ロケットの「定常噴射」のあとのようすもわかると思う。
噴射前も後も、どっちも「不完全燃焼」みたいなボワボワとした炎が出るのである。


これね……ゴジラの火炎放射のようすと同じだよね。
どー考えても、このようすを参考にしていると思われるわけ。

まあ、もちろんね、ゴジラの火炎放射は、「定常噴射」になると、もっと細くなる。
そこは違う。

でも、そーゆーロケットもあるわけさ。


たとえば、これ。
スペースX社のロケットエンジンのテスト。





こっちは、NASAによる、メタンガスを燃料にした新しいロケットエンジンのテスト。





とゆーわけなんで、昔はロケットマニア(今はそうでもない)だった私は、すぐにロケット噴射のようすを参考にしたな、ということに気づいたわけさ。


とゆーことになると、あのゴジラの放射能火炎は、ロケット噴射、すなわち高温高速のガスの流れなんだろうか。
それにしては、ビルに当たったときの破壊具合が派手すぎる。
いくら強力なガスの流れといっても、あんなビルをやすやすと破壊できるはずがない(しょせんは気体である)。


しかし、いわゆるレーザー光線みたいなものを出すのに、その前段階として炎が出るのはおかしい。
加速された重粒子線ではなかろうかと考察している人もいるようだが、それとても、その前段階として炎が出るのはおかしい。
本当はいらないのだが、ファンサービスとして、派手な炎を出してるだけなのかもしれないが(笑)。
それはともかく、あーゆー描写をしてしまった以上、ロケット噴射ガスのような、物理的な実体のある「物質」を吐き出していると考えざるを得ない。


いやまあ、人間が作るようなロケットでは不可能なほどの高速で強力なガスの流れなのかもしれないけれどもさ(ゴジラが体の向きを変えたとき、放射能火炎はタイムラグなくいっしょに向きを変えている。これは光速とまではいかなくとも、音速の数十数百倍近くまで加速されたガスではなかろうか……ガスというかプラズマというか……と考えればつじつまが合う。もちろん、体内がどうなっているかなどは考えないし、どこまで到達するかとかも考えないし、あんな破壊力があるのかということも考えないし、よく噴射の反動で頭が吹っ飛んだりしないなみたいなことも考えないで、だが……よーするに無理があるわけさ)。





P4301235_1

写真は光が丘。
早く暖かくならないかな、というわけで……寒くてかなわん。



おしまい。





※書こうと思って忘れたので追記:
正直、ロケットじゃなくて、アセチレンガスの切断機(?)がモトだろうと思うけどね(笑)。


2019年02月06日

この田んぼの芽生えをこのまま放っておけば二期作になるんだろうなあという感じのHDR

適正とプラマイ1~4の9枚の露出合成(加算平均)。
合成はPhotomatix Proの6にやらせた。
出力の16ビットファイルをフォトショでいじった。

IMG_9350And8more_fused_5




まあ、別に意味はないんだけど、稲刈り後の田んぼに少しの水があった。
雨でたまったんだろうと思う。
そこに太陽の光が反射してたんで、それ込みで撮影した、と。
それだけの話である。


ここでは、この芽生えをどうするのかわからない。
けど、少なくとも私がガキのころに見た、母親の実家のほうの田んぼでは、そのまま育って、実がついてたりした。
少ないけどね。
それをスズメが食べに来てたりした。

ということがあるので、ここの田んぼも、放置されていれば、また実がなるのだと思う。
少ないだろうけど(これは11月下旬の撮影なので、実際には、もうすぐ寒くなって枯れちゃうと思う)。

という感じで、「あ、もう1回収穫できるじゃん」ってことに気がついてやり始めたのが二期作なんだろうなと思う。
放置じゃなくて、またちゃんと水を入れたり肥料をやったりしてさ。


この稲刈り後に出てきた新芽は、まだ小さいから葉っぱが薄いんだ。
だから、逆光で当たってる日の光をよく通して明るかった。
それで「あ、きれい」と思ったんだよね。

うまくいってるかどうかわからないけど、それをどのように強調してるか、修整前のやつも出しておく。
修整っていっても、明るさだけだけど(色とかは、トリミングするもっと前に調整してる)。

IMG_9350And8more_fused_3_1




周辺減光を入れてるだけじゃなく、イネの緑色を明るくして、水面の反射を暗くしてとか、微妙な調整をやってる。
葉っぱの周りだけ、ごくわずかににじませたりね。

ちょっとディテールアップしすぎたかもしれない。


処理:
View NX2 / Photomatix Pro 6.0.3 / Photoshop CS2( Multiple Histogram Equalization , Color Replacer , Perspective Transformation , Toycamera342 )


2019年01月25日

お勝手での洗い物(よーするに洗剤)による手荒れには油脂が入ったローションがいいと悟ったの巻

夏はいいのだが、冬になると手が荒れてガサガサになる。
というか、そこかしこにひびわれができて痛かったりする。

保湿効果の高いグリセリンとか、いろいろ使ったんだけども……わかったよ。

油だ、油。


洗剤で手の皮膚から落ちてしまうのは油脂分だ。
冬はお湯で洗うからよけいなのだ(実際、我慢して水で洗ってたら、それほど荒れなかった)。

だから、その油を補給する必要があるのである。


その油脂が皮膚にしみこむかどうかは別で、とにかく、減ったものをおぎなうというのが原理原則。
だから、グリセリンとか尿素とか、そーゆーのはダメとは言わないが、少なくともそれだけではダメなのである。


とゆーわけで、いまはこーゆーのを使っている。
ドラッグストアのPB商品(?)で、安いやつ。

P1221456_1




しばらくしたら、また洗い物をしなくちゃいけないので、落ちることを前提にすると、高いものなんか使いたくない。
高価なものを買って自己満足に浸るみたいな趣味もない。


こーゆーのが入っていれば、それでいいのだ、たぶん(もちろん濃度にもよるが)。

P1221458_1




まあ、これで万事解決というわけにはいかないこともあると思う。
そーゆー場合は、そもそも洗い物のときにゴム手袋をするとかの対策も組み合わせればいいと思う。
洗う食器が5個以上のときは手袋をする、それ以下のときは、めんどいから素手で、みたいなマイルールを作ったりさ。

あ、そうそう。
洗剤によっても違うので、あまり手の皮脂を落とさないやつ(たとえばヤシ油洗剤)にするというのも、基本といえば基本だよね。
油べっとりのフライパンを洗うときは、しょうがないからよく落ちるやつ(たとえばキュキュット)を使う、みたいな使い分けもだいじだし。


なにをいまさらという話だろうけど、わりと切実でわらいごとじゃないという事態になってきたところに、自力で思い至ったのであるからして……まあ、覚え書き。


これ以上は……寝るときにクリーム塗って手袋するとか、好きにすればいいと思う。
私はそこまではしてない。


2018年12月23日

希少なインナーイヤータイプでゲロ低音が出るコーナンのテレビ用ステレオヘッドホンは348円でこれはちょー安い

パイオニアのSE-CE511-Kというのを使っていたのだが、とうとう断線した。
つまり、片チャンネルの音が出ない。
使い始めたのが15年の12月だから、3年しか持たなかったか。

とりあえず、買い換えなくてはいけない。


そう思いつつ調べたら、これはもう廃盤らしい。
買い物ついでにドンキとか、イヤホンを売ってるようなディスカウントショップなどを回ってみると、案の定、インナーイヤータイプのイヤホン(そもそも、昔ながらのイヤホンじゃないという意味で、インナーイヤーヘッドホンと呼んでいたのだが)というのが、ほとんど絶滅状態である。
スマホ用みたいのはあったが、ほしいのはそれじゃない。

パソコン用とかMP3プレーヤー用だ(よーするにふつーのオーディオ用)。


なぜインナーイヤータイプ(オープンエア型とも言う)なのかというと……耳栓のようなカナル型はきらいなのだ。


どうしてかといえば……周りの音がほとんど聞こえないからだ。
歩道とかを歩いていても、後ろから走ってくるチャリの音が聞こえないとかでマジ危険だ。
音量を下げても、もともと耳栓なので、聞こえないものは聞こえないのである。
というか、家庭の事情で、自室で使っているときでも、ある程度は外部の音が聞こえないと困るということがある。


ってなわけで、以前のように、よいイヤホンを探す旅がまた始まる。


わかっているのに、百均のやつに手を出したりして……まあ、以前に買ったものよりも、少しよくなっているような気がしないでもない(ダイソーのよりキャンドゥのやつのほうがいい)。
けど、基本的にオハナシにならない。

昔のソニーのやつがひょっこり出てきたけど、小さいタイプであって、これはハイファイモデルじゃない。
つか、もうコードが硬化しちゃって、使い物にならない。

どちらも、プレーヤーのグライコで調節して……も、だめなものはだめだ。


とりあえず、探している間に使う用に、ジェーソンで200円ぐらいのカナル型を買って間に合わせたりもしたが、これもまたオハナシにならない音質である。
百均のよりもいいのではないかと思ったので買ったのだが、同じようなものかもしれない(実際、キャンドゥのイヤホンと似た感じである)。


そこらの家電量販店に行ってオーテクとかのブランドものを買えば間違いはないだろうが、それではおもしろくない。
というか、そういう店でも、売ってるとは限らない。
インナーイヤータイプというのは、いまはそんな扱いなのである……よっぽどオーディオに力を入れている店ならともかく(まあ、そーゆーめんどくさい星の下に生まれたのである。ビデオはベータだしパンツはブリーフだし)。


そんなとき、別件でホームセンターのコーナンに行く機会があった。

その売り場でふと思ったね。
目の前にぶら下がっている348円の「TV用(テレビ用)」とかいう安っぽいイヤホン、もしかしたら当たりだったりしないだろうか(いちばん短いコードでも2メートルであるのが惜しい。1メートルというのがあったのだが、ラジオ用のモノラルだった)。

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スペックはまったく表示されてないに等しい(周波数特性とかが出てない)のだが、能ある鷹は爪を隠すとも言うしな。
なお、言うまでもなくメイドインチャイナである。

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エルパのものもあったのだが、コードが3メートルであって、これはいくらなんでも長すぎる。
それに、980円も出すなら、もう少し出して、ちゃんとしたメーカー品を選びたい(そーゆー、ちょうどいい値段の製品というのがないのだが……高級品だと万以上だし)。

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というわけで、ダメモトで買った。

使ってみた。
 

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2018年11月26日

viewbugの天の川フォトコンテストに隔世の感を覚える不良天文おやじであったの巻

ずいぶん前にも紹介したけど、viewbugというコミュニケーションサイト(?)があって、フォトコンテストが行われていたりする。
賞品としてカメラや写真用品がもらえたりするようだけど、そもそも登録しなくちゃいけなかったりして、英語ができない人間としては、ちょっとハードルが高い。

んで、いろいろユニークなテーマでフォトコンをやってるのだが、その中にCapture The Milky Way Photo Contestってのがある。
意訳すれば「天の川をキャッチフォトコン」みたいな感じだけど……見てよ、これ。

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いやまあ、いまとなっては、こーゆー写真も珍しくないけど、これだけ集まってると……ねえ。

もちろん合成写真(HDR合成とか)もあるんだろうけど、一発撮りの写真もある。
つか、パノラマ合成とかを除いて、ほとんど一発じゃなかろうかと思うのだが、よくわからん。
ためしに開いてみたのは、ISO12800で8秒露出だとか……うーむ。

私のようなおっさん天文ファン、しかも、いまは現役をほぼ退いてしまっている人間(現役だったのはフィルム時代)にとっては、信じられない写真ばかりだ。


日本の「固定写真」がつまらなくて、『スカイ&テレスコープ』とかの、いまでいう「星景写真」みたいなのをみて「すげー」「かっちょいい」みたいなことを言っていたのが、ついこの間のような……いや、それはウソだ。
いくらなんでも、ついこの間に感じるわけがない。
ひと昔どころかふた昔……それよりもさらに昔の話である、うむ。


とりあえず、場所だよな。
カメラが高性能になったけど、その分だけ、日本には星をきれいに撮れる場所が少なくなってしまった。
私らが現役でいろんなところに出かけていた時代でも、すでに光害光害言われていたわけで、それからン十年……夜空はさらに明るくなってしまっている。


だからどーしたと言われると、話はこれでおしまいである。


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