中日の鈴木博志投手(22)が19日、ナゴヤ球場に隣接する選手寮・昇竜館で契約交渉に臨み、現状維持の年俸2200万円(推定)でサインした。
今季は与田監督の下、開幕から守護神を任されたが、調子を維持できず6月には2軍落ち。7月に1軍昇格したが、同月末には2軍に再降格していた。今季は25試合の登板で2敗14セーブの防御率4・32で、「思うような良いシーズンにはできなかった」と悔しさをにじませつつも、「1年通して来年はできるようになりたい」と前を向いた。
みやざきフェニックス・リーグ、沖縄・北谷での秋季キャンプでは、真っすぐを磨くことに注力した。「感覚を大事にしているけど、今、すごく良くなってきた」と手応えを感じている。20日にはウインターリーグに参加するため、台湾に渡る。「真っすぐの強い外国人に、どれだけいけるか試したい」と意気込んだ。