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【芸能・社会】

旅行中の東京農大学生逮捕 火炎瓶、催涙弾…香港で400人拘束

2019年11月19日 12時15分

香港理工大付近の道路で、周囲を警戒する警官ら=19日、香港(共同)

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 【香港共同】デモ隊の制圧に向け警官隊が突入した香港理工大周辺で17日、20代の日本人男性が逮捕された。日本政府筋が明らかにした。詳しい容疑内容は不明。同大近くなどでは19日未明もデモ隊と警官隊との激しい衝突が続いた。政府トップの林鄭月娥行政長官は19日、記者会見し、警察が理工大を占拠したデモ隊約400人を拘束したが、依然として約100人が構内に残っているとして、速やかな投降を呼び掛けた。

 林鄭氏が24日に予定される区議会(地方議会)選挙の延期を決めるかどうかが焦点。延期を発表すれば、市民は一層反発し抗議活動の激化は必至の状況だ。

 一方、中国政府は19日、香港デモ参加者のマスク着用を禁じる「覆面禁止法」を違憲だとした香港高等法院(高裁)の18日の判断は「香港行政長官の権力に公然と挑戦している」と反発する声明を発表した。新華社電が伝えた。

 茂木敏充外相は19日の記者会見で、日本人男性は留学生ではなく香港を旅行中だったと明らかにした。政府関係者らによると、日本人男性は東京農大の学生。香港の日本総領事館員が18日に領事面会を行った。けがはなく体調は良好だという。これまで、8月31日の抗議活動に絡み日本人男性が逮捕されたことがあるが、既に保釈された。

 区議会選について香港政府高官は今月17日、自身のブログで、デモ隊による「暴力事件」が続いていることを理由に、選挙の準備作業が「未曽有の挑戦に直面している」と認めた。行政長官らが選挙を延期できるケースとして、天候悪化などとともに「騒乱や公の場での暴力」を挙げ、延期をにおわせている。

 理工大周辺では18日深夜から19日未明にかけ、多くのデモ隊が火炎瓶を警官隊に向けて投げるなどした。警官隊も多数の催涙弾を発射し、散発的に衝突が続いた。

 

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