「プレミア12」を制した侍ジャパンの稲葉篤紀監督(47)が18日、決勝から一夜明けて東京都内のホテルで取材に応じ、28人から24人に減る東京五輪の選手枠に言及。今大会で活躍した周東らスペシャリストの選考に含みを持たせた。
今大会では周東が4盗塁。11日のオーストラリア戦(東京ドーム)では代走で二盗、三盗を決めると、2死から源田のバントで生還し、逆転勝ちに貢献した。投手でも嘉弥真が左のワンポイントで力を発揮し、大竹は右打者の内角をえぐった。
「スペシャリストはいらない、ではなく、やっぱり必要なのではないかと考える大会になった」と心境の変化を明かした稲葉監督。「五輪でどれだけ入れられるのか、どれだけ必要になるのかをしっかり考えていきたい」と述べた。