Forest Nova☆

生きる力を育みます☆森と人とのコミュニティ☆団体理念はゲストブック☆

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今回、Forest Nova隊員の学生達で弁天橋付近の森林整備を行いました。学生だけの活動は初めてなので、NPO法人緑のダム北相模から昆虫にとても詳しい佐々木さんに森林整備について教えて頂きました。
参加者:10人(大学生9人+高校生1人+佐々木さん)
行った活動は以下の1~4になります。

1、桜の木の調査
 弁天橋の桜の木は部分的にテングス病にかかっている。治療法として、Forest Novaでは病気の部分の枝を切り、その枝を蒸し焼きにし、「黒胚」にし、樹脂と木工ボンドを混ぜて防腐剤にし木の切断部分に塗る方法にする予定。今回は、ハシゴの使い方について学んだ。「ボランティアでは怪我をしないようにすることが一番大事」と佐々木さんからお話いただいた。

2、弁天橋付近の笹のボサ狩りとゴミ拾い
 弁天橋付近の笹のボサ狩りを「安全確認」しながら行った。今後は、森林整備リーダーをForest Nova内で決める予定。作業する人はヘルマットや軍手をつける意味、道具の使い方を確認し、マスターしよう!

3、高校生からのインタビュー
 高校生の石原さんから「Forest Novaの活動を高校の卒論のテーマにしたいのでインタビューをしたい」とのことで、団体の発足経緯や今後の課題、石原さんへアドバイスを伝えた。彼女は高校生の「緑の窓口」を伝えたいといっている。次世代への環境教育もForest Novaの活動なので彼女の思いを大事にしたい。

4、F・Nミーティング
 今回の活動を終えて、団体としての月二回の活動内容、森作りの方向性、年間スケジュールなどが大体見えてきた。各個人が森作りの意義を見出せるようにみんなでサポートしていく団体にしようと思う。

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今回は緑のダム北相模の定例活動にて行われた若柳・嵐山のモニタリング調査に参加してきました!
メンバーは・・・前川 健(東京薬科大学)/鳥海 泰子(日本女子大学)/大平 繁宏(麻布大学)/中川 友里(麻布大学)の計4名です☆

今回はモニタリング調査をするということで、専門的な知識が薄い私達はドキドキしながら森に向かいました。この日は前回(2/18)の定例活動の時の大雨とは対照的に快晴で空には雲一つなく、暖かい日差しが差していました。

 午前中、私達は植物の専門家でいらっしゃる林将之さんに付いていき、モニタリング調査の練習ということも兼ね、『マーキング作業』というのをしました。『マーキング』とは、目当ての木を探し出して色のついたテープで印をつけていくことを言います。
 今回マーキングしたのはコナラの木。何故この木をマーキングしたかというと、この若柳・嵐山の森には望星高校の生徒が整備している「望星の森」があり、そこにコナラを植林する計画があるからだそうです。

 では、どうやってコナラの木を探し出すのか?コナラを見分ける方法を林さんから教わることができました。その方法はというと、「冬芽」を見ることによってコナラかどうか判断するというものです。コナラを見分けるならば葉を見るのが一番簡単なのですが、この季節は葉が全て落ちてしまっているし、また素人が樹皮からコナラを見分けるのは困難です。そこで冬芽を見るというわけです。
 まず始めに林さんからコナラの冬芽の特徴を教えてもらいました。その特徴は芽が鱗状に皮に覆われていて少し赤みを帯び、その付き方は互生(互い違いに付いている)というもので、慣れれば簡単にコナラの木を見分けることができます。木の中にはイタヤカエデという冬芽がコナラと似ているものもありますが、イタヤカエデは芽の付き方が対生(2つ対になって付いている)であるため、コナラと見分けることができます。
 また、今回は植林用の苗になるコナラが必要だったので、2m程度のコナラをマーキングしていきました。林さんから一人最低10本と言われ、皆は15本以上探していましたが、私(大平)はたったの7本しか探し出すことができませんでした(泣)。

 マーキング作業が大体終わった後は、初めて林さんに付いてきた人もいたので、林さんがいつものレクチャーをしてくれました。林さんは教えるのが本当に上手いんですよ!





 さて、お昼には汁物が出て、さらにオマケにインスタントのけんちんうどん、さらにさらにワカサギの天ぷらまで付きました!
 それだけではありません。この日は梅が満開だということでお花見&お茶会が行われ、抹茶と羊かんもごちそうになりました。快晴の空の下、抹茶を飲みながら見る梅の花はとても心和むものがありました。


 お花見で和んだ後は植林作業を体験しました。望星の森に植林するための試験として午前中マーキングしたコナラの苗の大・中・小の大きさのものを3本試しに植林することになったのです。
 まず苗となる3本のコナラを掘り返す作業をしたのですが、これがなかなか気を使う作業で、根をあまり傷つけないようにうまく掘り返さなければならず、少し手間取ってしましました。掘り返した苗の根にはすぐ水をかけて乾かないようにしなければなりません。乾いてしまうと根がダメになってしまうからです。
 根の渇きに気を使いながら苗を望星の森に持っていったのですが、その植林予定地はとても傾斜が急なところで、登るだけで一苦労。なんとか植林する地点まで登り切り、植林作業に入れたのですが、そこがまた大きな石がごろごろと埋まっている所でして掘るのにも一苦労。さらに落石などにも注意しなければなりませんでした。傾斜にも石にも苦労しながら根の渇きも気にして作業せねばならず、とても大変でした。

 また、この時に傾斜が急な所に植林するためのポイントも教えてもらいました。まず、平らになるように横に掘り、それから植えるための穴を掘ります。そして掻き出した土を使って土手を作ります。この土手が重要で、傾斜が急な所では水が浸み込まずに流れてしまうため、土手を作って水が溜まるようにし、植えた苗がよく育つようにしてあげなければなりません。
 木を植える時は穴のなかに石がないか、また落ち葉などが入ってしまわないか注意しなければなりません。石は根の成長の妨げとなりますし、落ち葉は一見肥料となりそうですが、菌が繁殖し根の病気の原因となる可能性があるので取り除く必要があるのです。
 こうしてなんとか植林作業を終えることができました。途中、大きな落石があったりとショッキング(笑)な体験もあり、良い経験となりました。
 
 植林後はツルを切ったりと、植林予定地の整備作業を手伝い今回の作業は終わりました。

活動後、Forest Nova ☆の森のサクラの様子を見に行きましたが、暖冬だからと言ってもまだ咲く様子はありませんでした。テングス病の影響も心配されます。咲いてくれたらお花見とかもできるんですが・・・・・・。
 
 お花見やキャンプをするためにも、メンバーでしっかり話し合って良い計画を立てていきましょうね!!
文責:大平 繁宏

林床整備&新年会

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●1月21日(土)
今回、私たちは緑のダム北相模の07年度、第1回目の定例活動に参加しました。
メンバーは大学生12名と過去最多でした☆

午前は、私たちNova☆の森の下草狩りを行なう予定でしたが、緑のダム見学コースとされているエリアで川の跡が残されている場所のまわりの林床整備を行ないました。
まず、若柳・嵐山の森に石村さんの合図とともに挨拶をし、その後、嵐山の森を江戸時代から守っている地主の鈴木さんにご挨拶いたしました。
川の跡は水が流れていませんが、大雨や台風が来ると水が流れているそうです。私たちはここに溜まっている、木の枝を取り出し、一箇所に集めていきました。
日本大学の桜井先生がおっしゃるには、枝や間引いた木は本来、土壌に接していると分解しやすいが、重なって空気が入っていると分解はなかなかしない。細かく切って床にばら撒いておくと土壌にかえりやすく植生にもいい影響が出るそうです。
今回の林床整備の目的も放置して自然に木が倒れたりして、土壌に返ることができますが、ある程度人が手を加えた方が調度良いとされるためです。
地面には種が一杯埋もれているので、太陽の日が林床に当たるようにしてやると植生が豊かになります。中には12、13年の間でも地中にあって大丈夫な種があり、針葉樹林に広葉樹が生えてくることもできるのです。
針葉樹は建築用材として利用できますが、広葉樹と異なり葉が落ちないため、土壌が流されやすくなる問題のほか、広葉樹がある程度存在しないと、年少動物の巣がなく植生も豊かにならない面があります。5年単位で見ていくと小鳥のさえずりも聞こえてくるそうです。
最後にNova☆の森をみんなで見に行きました。18m程もある大きなけやきが立ち、弁天橋がかかるあたりを散歩しようとしましたが午後の新年会に間に合わなくなりそうになったので引き返しました(笑)


※今後私たちがしなければならないこと
●フィールド調査
植生/モニタリング(年輪など)/地形(面積・マップ)
⇒FSCでは、モニタリングを義務つけており、今年4月までにチームを作って取り組む
計画です。(石村さん)

●ゴミ拾い
拾ったゴミの処理方法
⇒相模原市か相模湖町からボランティア袋をもらう。

●下草刈り
道具を借りる/指導していただく(OJT)/範囲の特定

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