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情報カードのための書き写しがめんどい
ものの本には「情報カードを作れ」と書いてあり、本の重要と思った部分を残したいという思いから「Googleスプレッドシート」に書き写していました。手書きは字が汚い、遅いという理由からPCに打ち込み、必要になったら出力すれば良いと考えたのです。
ただ、これも時間がかかります。
その対策にOCR(Optical character recognition)ソフトを使って本の文字をデジタル文字コードへ変換してみました。
テストしたのはiPhone用の「ClipOCR」と「Googleドライブ」です。
android には「Google Keep」があります。私はandroidを持っていないため、紹介のみです。
使ってみた様子を書きます。
ClipOCR〜人工知能文字認識アプリ
App Store の検索で「OCR」と入力。一番最初に出てくるアプリの「評価とレビュー」を「すべて表示」にして読みますと、「いきなり課金された」とか罵倒の嵐です。
「ClipOCR〜人工知能文字認識アプリ」が良さそうなのでインストールしてみました。
「無料」なのが魅力です。
ClipOCRを起動するとこんな画面になります。これは5つの画像ファイルが文字に変換されて保存されている状態です。
- ClipOCRはインターネットに接続しないと使用できません。
試しに機内モードで立ち上げるとこんな表示が出てきます。
「インターネットに接続されていません
インターネットに接続してください。人工知能はネットワーク環境が必要です」 - 文書を削除するには、消そうとする項目を左へスワイプします。そうしますと右に赤く「削除」の文字が出てくるのでタップ。
- 「i」をタップすると「他のファイルで開く」、「ファイル名変更」のメニューが出てきます。
- 一番したの「インストール」はこのアプリの広告です。
必要がない場合はタップしない。
「📷」カメラマーク
印刷された文字をデジタル文字コードへ変換するには左上の「📷」カメラマークをタップします。
「カメラから」と「フォトライブラリから」を選択。
変換範囲の選択
「」マークの線で囲まれた範囲を調整し「完了」をタップするとテキストに変換されます。
変換の確認
変換されたリストをタップすると、結果が表示されます。
範囲選択、コピーのほか、右の□に↑のマークでメール、ツイッターなどで処理できます。
DVDのチャプターリストも変換してくれます。
GoogleドライブでOCR
GoogleドライブにもOCR機能があり、写真からテキストデータに変換できます。
(ここではPCでの操作を説明)
- ブラウザで「Googleドライブ」を開き、写真ファイルを転送します。
形式は.JPEG、.PNG、GIF、PDF。 - Googleドライブへ転送する方法
・PCならファイルをドラッグする
・iPhoneなら、写真を選択して□に↑のマークをタップ。「Googleドライブ」アプリを選択する。「マイドライブ」を選択するとGoogleドライブへ転送されます。
・Gmailで自分に送って、画像ファイルの△マークをクリックする方法もあります。 - 写真ファイルを選択し、右クリックから「アプリで開く」>「Google ドキュメント」を選択します。
そうすると、写真を含むテキストができます。
ClipOCRで使った写真をGoogleドライブへアップロード。変換された文字を切り取って張り付けたのが以下です。
61%
41 リサーチ課題を理解する
「あらゆるレベルで言えることだが、自分だけが興味を持っている問いに答えるためにレポートを 書くリサーチャーがあまりに多い。しかしそれは間違いだ。自らのリサーチを意味あるものにする には、リサーチコミュニティ、つまりレポートの読者たちが解決すべきと考える課題を提起しなけ ればならない。その理由を理解するには、そもそもリサーチ課題とは何かを理解しなければならな い。さらにリサーチ課題を理解するには、二つの課題を理解しなければならない。すなわち、実用 的課題と概念的課題だ。
13:28
4.1.1 実用的課題 : 何をすべきか? 日々のリサーチはトピックを思い描くことからではなく、放っておけない現実的な問題から始ま ることが多い。問題の解決策がわかっていない場合、発見する方法を見つけなければならない。そ こには、新たな問題が待ち受けている。すなわち、リサーチ課題を提起してその解決策を明らかに することだ。さらにこのリサーチ課題は、現実の問題についてまだ知られていないこと、あるいは 理解されていないことに対して設定されなければならない。 一連の作業は、次のようにありふれたものだ。
実用的課題:自転車のチェーンが壊れた。
Il SoftBank
「61%」はバッテリー残量、「13:28」は時計、「SoftBank」、「Il」はアンテナですが、それは愛嬌ということで。
まとめ
OCR(Optical character recognition)ソフトを使って本の文字をデジタル文字コードへ変換する二つの方法を紹介しました。
テストしたのはiPhone用の「ClipOCR」と「Googleドライブ」。
どちらも高精度の変換をしてくれます。
便利です。