小野(手前)の投球練習を見つめる山本昌臨時コーチ
阪神・矢野燿大監督(50)が18日、小野泰己投手(25)の投球を絶賛した。
高知・安芸キャンプは19日まで。アピールの機会も少なくなってきたが、この日は3年目右腕が指揮官をうならせた。
ブルペンで70球。真後ろで見つめた矢野監督は「楽しそうに投げていたし、何勝してくれるんやろうと期待値が上がるようなボールだった」と高く評価した。
今季はプロ入り初のリリーフを経験。故障もあり、14試合の登板にとどまったが、球威のある直球で防御率2・31を記録していた。
あいにく今キャンプ初めての雨となったが、どんよりした空気を小野が吹き飛ばした。