恐怖の副園長は“暴走族”…「暴行はなかった」園長の説明に保護者会大荒れの展開に
- 園児をたたきけがをさせた疑いで逮捕された保育園の副園長
- 緊急保護者説明会が開かれるも大荒れの展開に
- 園長は副園長の行き過ぎた指導への対応が不十分と認める
荒れに荒れた保護者会
園児への暴力で副園長が逮捕された「日の里西保育園」。
10月24日、福岡県宗像市で開かれた緊急保護者説明会は大荒れとなった。
園長:
この度は多大な迷惑を子供たちと保護者の皆様におかけしまして、本当に申し訳ございません
保護者:
副園長は暴走族です。暴走してしまっている。アンコントローラブルな状態
園長の説明に声を荒らげる保護者達。
発端となったのは副園長である、清原こづえ容疑者(40)の逮捕だ。
清原容疑者は、ブリッジ歩きの指導中に6歳の男の子の顔をたたき、全治2週間の怪我をさせた疑いで逮捕された。
この事態を受け、24日夜行われた保護者説明会。
出席した園長は清原容疑者の母親でもあり、保護者からは怒りと疑問の声が相次いだ。
保護者:
本当に足で蹴ったんですか。蹴ってないなら否定すべき
園長:
たたいた、みそ汁かけた、蹴った、突き落としたということはありません。実際、私もびっくりしている。自分が悪かったというのは十分認めている
園長は、清原容疑者の指導が暴走していたとして保護者に謝罪した一方で、「園児への暴行はなかった」と説明した。
清原容疑者について、宗像市には園児を大声でしかるなど指導が厳しいといった相談が、この4年間で11件寄せられていることが分かっている。
園長はコメントを発表し、副園長の行き過ぎた指導への対応が不十分だったことを認めた上で、「捜査機関に捜査を尽くしていただき、その結果に従うほかないと考えております」との見解を示した。
(「Live News it!」10月25日放送分より)
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