【SYNODOS】「趣味の歴史修正主義」を憂う/大木毅 / 現代史家 https://synodos.jp/society/23075 いまどきカレル的歴史観を奉じる歴史ファンがいるのかと思うのだけど、先日まさにカレルを引き合いに出す人を見かけて驚いたので、てことはまだ結構いるんでしょうね。
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かつてパウル・カレルが入り口だったことと、現在取り扱い注意であることはなんら矛盾しません。また国防軍を顕彰する目的、ソ連側視点の貧弱さなど問題は数ありますが、なかでもナチ世界観、スターリン体制、ホロコーストをはじめとする収奪などの要素が一切欠けていることは独ソ戦理解にむしろ害です
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カレルを読むなとは言いませんが、少なくとも最初の一冊としてはまったく不適当です。また文句があれば自分で描いてみよとのこと、小林先生の足元にも及びませんが(謙遜でもなんでもなくこれは事実ですし、小林先生の戦記物は愛読しております)、自分なりの東部戦線ものはすでに描いております。
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