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ドナルド・トランプ米大統領、『ジョーカー』を気に入る ─ ホワイトハウスで上映会を実施

ドナルド・トランプ
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/29496564944 Remixed by THE RIVER

ドナルド・トランプ米大統領は、話題の映画『ジョーカー』(2019)を気に入ったようだ。

米CNNのシモン・プロクペツ氏によると、トランプ大統領は2019年11月16日(土曜日・現地時間)の夜、ホワイトハウスにて『ジョーカー』の上映会を実施したとのこと。米Yahoo!は、上映会にはトランプ大統領のほか、家族や友人、一部のスタッフが参加したと伝えている。


DCコミックスが誇る人気ヴィランの“誕生”を独自の解釈で描いた『ジョーカー』は、2019年10月4日(金)の日米公開以前から「現実の暴力を誘発する」との懸念が報じられ、公開直後は警察や軍も警戒態勢を敷く事態となっていた。その後、本作は米国をはじめ世界各国で大ヒットを記録。コミックファンにとどまらず多くの観客から支持を受け、R指定作品としては史上初めての全世界興行収入10億ドルを達成している。

ホワイトハウス高官によれば、大統領は『ジョーカー』を気に入っていたとのこと。主人公アーサー・フレックがジョーカーへと変貌していく、あらゆる示唆に富んだ物語を、果たしてトランプ大統領はどう観たのだろうか。

映画ファンを自認しているトランプ大統領は、かつて『ホーム・アローン2』(1992)や『ズーランダー』(2001)、『トゥー・ウィークス・ノーティス』(2002)など多数の映画やドラマに本人役で出演。過去には好きな映画として、ジャン=クロード・ヴァン・ダム主演『ブラッド・スポーツ』(1998)のほか、『市民ケーン』(1941)や『風と共に去りぬ』(1939)、『続・夕陽のガンマン』(1966)などを挙げている。

映画『ジョーカー』は2019年10月4日(金)より全国公開中

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Sources: Shimon Prokupecz, Yahoo!

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

THE RIVER編集部。「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。国内舞台作品の執筆・創作にも携わっています。ビリー・アイリッシュのライブに行きたい。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』前監督コリン・トレボロウ、「原案」クレジットに残留へ

コリン・トレボロウ
Photo by Red Carpet Report on Mingle Media TV https://www.flickr.com/photos/minglemediatv/23481531320/ Remixed by THE RIVER

『スター・ウォーズ』スカイウォーカー・サーガの完結編となる『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』に、当初「エピソード9」の脚本・監督を務める予定だったコリン・トレボロウが「原案」としてクレジットされることがわかった。

Colliderによれば、このたび全米脚本家組合は『スカイウォーカーの夜明け』の脚本家クレジットを決定。「脚本(Screenplay)」には、完成版を執筆したJ・J・エイブラムス&クリス・テリオの2名がクレジットされ、「ジョージ・ルーカスによるキャラクターに基づく(Based on Characters Created by George Lucas)」との表記もなされるという。また本作には、「原案(Story)」として、かつて「エピソード9」の脚本を執筆していたデレク・コノリー&コリン・トレボロウがクレジットされる。脚本を執筆したJ・J&クリスの名前を加えて、「原案」には4人の名前が並ぶこととなった。


「原案」クレジットにデレク&コリンの名前が残ったことは、全米脚本家組合が、完成した映画に2人のアイデアが採用されていると判断したことを示している。2017年9月、コリンの降板が伝えられた際から、ルーカスフィルムが前任者2名の脚本に納得していないとの旨が伝えられており、また2019年4月には、J・Jが『スカイウォーカーの夜明け』再起用当時を振り返って「脚本はない、しかし公開日は決まっている」状況での「やり直し」が必要だったと語っていた。しかし結果的に、その作業は完全なる「やり直し」ではなく、デレク&コリン版の内容は完成版にも組み込まれたのである。

なお「エピソード9」からの降板後、コリン・トレボロウは一連の出来事について「映画の見方に影響を与えたくないので、あまり多くをお話ししたくない」とだけ語り、裏事情を明かすことはしていない。「子どもの頃、『スター・ウォーズ』は遥か彼方からやってくる贈り物でした。どうやって作られているかを語れば語るほど、ただの映画だということがバレてしまいます。でも(スター・ウォーズは)ただの映画じゃない。それ以上のものですから」。

『スター・ウォーズ』では、『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』(2018)において、当初監督を務める予定だったフィル・ロード&クリス・ミラーが本撮影の後半で降板。その際、2人の名前は「エグゼクティブ・プロデューサー」として残された。

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Source: Collider

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稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

THE RIVER編集部。「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。国内舞台作品の執筆・創作にも携わっています。ビリー・アイリッシュのライブに行きたい。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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