凶器はカッターナイフか 中国人男「電柱を使って登った」
埼玉・蕨市の住宅で寝ていた男子高校生が切りつけられた事件で、逮捕された中国人の男が、カッターナイフを凶器に使っていたとみられることがわかった。
中国人の柳偉強容疑者(22)は、2019年7月、蕨市の住宅2階で寝ていた17歳の男子高校生に切りつけ、けがをさせた殺人未遂の疑いが持たれていて、この家の車を奪うため、犯行に及んだとみられている。
捜査関係者によると、傷跡などから、凶器はカッターナイフとみられ、すでに押収されているという。
事件当日、柳容疑者は、鍵がかかっていない2階の窓から侵入していて、調べに対して、「電柱を使って登った」と供述しているという。
警察は今後、侵入経路についても検証する方針。